わかばひふ科クリニック(東京都武蔵野市吉祥寺東町)

武蔵野市・杉並区・練馬区他の赤ちゃんから子供、大人、老人まで幅広く診察をする皮膚科クリニックです。アトピーやあざを始め、水虫、とひび、湿疹などの相談・治療を行なっています。

TEL050-3355-9592


〒180-0002 東京都武蔵野市吉祥寺東町2丁目11-2 伊藤ビル1F

ステロイド

皮膚科でも花粉症の治療は行っていますよ(2020年2月)

実は今までもずっと治療していたんですけどね。

今年は少しおおやけにしようかと考えています。

 

当院でも花粉症の治療は行っております。

まあ、自分が花粉症持ちでいろいろな治療をしてみているという点もあるのですが、

小さなお子さんを持つママさんや、妊婦さんの間で、

小児科や内科、耳鼻科で花粉症の薬をもらうのは嫌だ

という方が結構おられるのです。

つまり、風邪をそこでもらいたくないわけなんですね。

なので、周りに感染症の人が座っているリスクの少ない皮膚科に行って花粉症の薬を貰いに来る。

ということみたいです。

 

もちろん、鼻の中を除くことも、目の中を確認することも皮膚科医はできませんので、

とりあえずの抗ヒスタミン剤の飲み薬を出す、目薬を出す、鼻薬を出す。

くらいのことしかできませんが、それでも構いませんという方は

皮膚科を受診するということも選択肢に入れて見ても良いのではないでしょうか。

流石に、ステロイドの内服やら点眼点鼻やらについてはきちんと耳鼻科・眼科に行ってくださいとなりますが、

まずは最初の治療だけでもという方はご検討ください。

なお、花粉症に対する最も強力な注射剤、ゾレアについても

最低限の治療を行う準備は進めておりますので、ご希望の方はご相談ください。

 

今回は春の花粉症のお話でした。

2017年5月18日 勉強会のご案内

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勉強会のご案内

当クリニックでは毎週テーマを決めて勉強会を行なっております。
皆様のご参加をお待ちしております。

    
2017年5月18日
アトピー性皮膚炎と乾燥肌のはなし AD-A-042
アトピー性皮膚炎、乾燥性湿疹の診断・治療について
当院での治療を希望される方は一度はご参加ください

 2017年6月1日
生後1ヶ月から6ヶ月までのスキンケア CS-A-040
小さな赤ちゃんに湿疹を作らないように、
皮膚にやさしいスキンケアをお教えします
    
2017年6月15日
アトピー性皮膚炎と乾燥肌のはなし AD-A-043
アトピー性皮膚炎、乾燥性湿疹の診断・治療について
当院での治療を希望される方は一度はご参加ください

 2017年7月6日
生後1ヶ月から6ヶ月までのスキンケア CS-A-041
小さな赤ちゃんに湿疹を作らないように、
皮膚にやさしいスキンケアをお教えします
    
2017年7月20日
アトピー性皮膚炎と乾燥肌のはなし AD-A-044
アトピー性皮膚炎、乾燥性湿疹の診断・治療について
当院での治療を希望される方は一度はご参加ください

時間
  開場 10:45
  講義 11:00-11:45
  質問の時間 11:45-12:00

    
場所
 わかばひふ科クリニック 待合室
  180-0002
  吉祥寺東町2-11-2伊藤ビル1F
  0422-22-1232

定員
 6名

費用
 無料

講師
 野崎誠
  わかばひふ科クリニック院長

受講時の注意事項
 赤ちゃん、子どもと一緒の受講は可能です。
  他の参加者の迷惑にならないようにお気をつけください。
  勉強会の進行に支障がある場合は、席を外していただく場合があります。
  おむつ替えスペース、キッズスペースはありますが、授乳スペースはありません。
 駐車場は1台分あります。予約は受け付けておりません。
  駐車場が一杯の場合は近くのコインパーキングをご利用ください。

予約時の注意事項
 キャンセルは直前まで承ります。問い合わせフォームよりご連絡ください。
防犯上の観点から電話ではお受けできませんのでご注意ください。

個人情報について
 個人情報は勉強会までの連絡及び統計的資料作成のために使用致します。
 各個人の情報につきましては、勉強会終了後に破棄致します。


予約希望の方は最下段の問い合わせフォームより希望日時をご記入のうえ、ご連絡ください。
折り返し、電話にて当院より予約状況の連絡をさせていただきます。
よろしくお願い致します。



赤ちゃんの顔のひっかきにはどう対処するか

今日は赤ちゃんのお顔のひっかきのお話です。

 

 

まず、なぜ引っ掻いているのか?

原因は幾つか考えられます。

 

1)痒いから、湿疹が有るから。

まずは湿疹のせい。

赤くなってじくじくしている湿疹があるとかゆみを感じることがほとんどです。

なので、気にしていじってしまう。

ただ、気をつけてほしいのは湿疹とは目に見えるものだけでは有りません。

医療従事者はsub-clinicalと呼んでいる状態も有るのです。

subとは***の下。clinicalとは症状の事。

つまり、見た目の症状が出るほどではないけれども、

落ち着かない状態というわけです。

いわゆる予備軍の状態。

ただ、この段階でも既に痒みが出ているので、要注意ですね。

 

2)汚れているから。

汗や涙、その他のもので汚れていても気にして引っ掻いてしまうことがあります。

厳密に言えばいじっている。なのですが、

パット見た感じは引っ掻いているように見えますね。

 

3)暑いから。

1)と2)の複合ですね。

しかし、純粋に温度の上昇が痒みの増強効果があります。

なので、暑いと余計痒さを感じてしまうのが問題です。

 

月齢により、ひっかく場所や動作は異なりますが、

このようにして掻爬をしているのです。

 

 

ではどうすれば抑えられるのか?

解決方法です。

 

1)薬で抑える。

炎症や湿疹が有るからひっかくのでまずは薬を塗って抑えてしまいましょう。

ステロイドの塗り薬は上手に使えばトラブルなく、抑えることができます。

 

2)保湿剤を塗る

乾燥は湿疹の原因になります。なので、保湿剤をしっかりと塗ることが湿疹の予防になりますし、

ちょっとした湿疹であれば保湿剤だけで抑えることができます。

なので、乳液性のサラッとした保湿剤を使うことでひっかきを抑えることも出来るのです。

しかし、湿疹そのものを抑える効果はステロイドよりも弱いので、

かゆみ予防としての使いみちは限定的です。

 

3)保護剤を塗る

先程の保湿剤とは異なり、ベタッとした油性の者です。

保湿剤が皮膚に水分を与える役目が有るのに対し、

保護剤は皮膚の上に膜を貼るのが役目です。

つまり、皮膚の表面に異物が付着しないようにし、

湿疹を作らないようにするのが目的です。

しかし、ベタベタしてしまうので、逆にひっかく原因になることもありますので、

使い方は要注意です。

 

4)洗う、流す。

実は結構大事。

洗う、流すことによって皮膚の表面についた異物を物理的に除去してしまうのです。

ただし、流し方が弱ければ逆に石鹸が残存してしまい、湿疹になりますので、

要注意。

 

5)爪を切る

今までの項目とは少し毛色が違いますが、大事です。

つまり、爪が延びていると傷が余計についてしまい、

それが痒みを呼んでしまう。という悪循環になります。

したがって、爪をしっかりと切って、引っ掻いた時のダメージを減らすことは

ひっかきの予防として大切なことになります。

 

まず、お家で出来ることはやってみても良いかもしれません。

しかし、それでもひっかきが落ち着かないときには湿疹が残っているか

スキンケアにトラブルの種があるかのどちらかですので、

一度診察を受けてみても良いかもしれません。

 

痒いことは本人の生活の質を落としますし、

引っ掻いているのを見るのも周囲の人にとっては辛いことです。

早めに抑えてあげたい所ですね。

 

2016年3月3日 勉強会のご案内

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勉強会のご案内

当クリニックでは毎週テーマを決めて勉強会を行なっております。
皆様のご参加をお待ちしております。

    
2016年3月3日
生後1ヶ月から6ヶ月までのスキンケア CS-A-026
小さな赤ちゃんに湿疹を作らないように、
皮膚にやさしいスキンケアをお教えします
    
2016年3月17日
アトピー性皮膚炎と乾燥肌のはなし AD-A-028
アトピー性皮膚炎、乾燥性湿疹の診断・治療について
当院での治療を希望される方は一度はご参加ください
    
2016年4月7日
生後1ヶ月から6ヶ月までのスキンケア CS-A-027
小さな赤ちゃんに湿疹を作らないように、
皮膚にやさしいスキンケアをお教えします
    
2016年4月21日
アトピー性皮膚炎と乾燥肌のはなし AD-A-029
アトピー性皮膚炎、乾燥性湿疹の診断・治療について
当院での治療を希望される方は一度はご参加ください

時間
  開場 10:45
  講義 11:00-11:45
  質問の時間 11:45-12:00

    
場所
 わかばひふ科クリニック 待合室
  180-0002
  吉祥寺東町2-11-2伊藤ビル1F
  0422-22-1232

定員
 6名

費用
 無料

講師
 野崎誠
  わかばひふ科クリニック院長

受講時の注意事項
 赤ちゃん、子どもと一緒の受講は可能です。
  他の参加者の迷惑にならないようにお気をつけください。
  勉強会の進行に支障がある場合は、席を外していただく場合があります。
  おむつ替えスペース、キッズスペースはありますが、授乳スペースはありません。
 駐車場は2台分あります。予約は受け付けておりません。
  駐車場が一杯の場合は近くのコインパーキングをご利用ください。
問い合わせは下のサイドメニュー内からの問い合わせフォームをご利用ください。
予約完了時の返送は行っておりません。ご注意ください。

予約時の注意事項
 キャンセルは前日まで、問い合わせフォームよりお願い致します。

個人情報について
 個人情報は勉強会までの連絡及び統計的資料作成のために使用致します。
 各個人の情報につきましては、勉強会終了後に破棄致します。

お申し込みは下のカレンダーの該当する日時をクリックして行ってください。
問い合わせフォームからはお申込み出来ませんのでご注意ください。

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2016年2月18日 勉強会のご案内

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勉強会のご案内

当クリニックでは毎週テーマを決めて勉強会を行なっております。
皆様のご参加をお待ちしております。

    
2016年2月18日
アトピー性皮膚炎と乾燥肌のはなし AD-A-027
アトピー性皮膚炎、乾燥性湿疹の診断・治療について
当院での治療を希望される方は一度はご参加ください

2016年3月3日
生後1ヶ月から6ヶ月までのスキンケア CS-A-026
小さな赤ちゃんに湿疹を作らないように、
皮膚にやさしいスキンケアをお教えします
    
2016年3月17日
アトピー性皮膚炎と乾燥肌のはなし AD-A-028
アトピー性皮膚炎、乾燥性湿疹の診断・治療について
当院での治療を希望される方は一度はご参加ください
    
2016年4月7日
生後1ヶ月から6ヶ月までのスキンケア CS-A-027
小さな赤ちゃんに湿疹を作らないように、
皮膚にやさしいスキンケアをお教えします
    
2016年4月21日
アトピー性皮膚炎と乾燥肌のはなし AD-A-029
アトピー性皮膚炎、乾燥性湿疹の診断・治療について
当院での治療を希望される方は一度はご参加ください

時間
  開場 10:45
  講義 11:00-11:45
  質問の時間 11:45-12:00

    
場所
 わかばひふ科クリニック 待合室
  180-0002
  吉祥寺東町2-11-2伊藤ビル1F
  0422-22-1232

定員
 6名

費用
 無料

講師
 野崎誠
  わかばひふ科クリニック院長

受講時の注意事項
 赤ちゃん、子どもと一緒の受講は可能です。
  他の参加者の迷惑にならないようにお気をつけください。
  勉強会の進行に支障がある場合は、席を外していただく場合があります。
  おむつ替えスペース、キッズスペースはありますが、授乳スペースはありません。
 駐車場は2台分あります。予約は受け付けておりません。
  駐車場が一杯の場合は近くのコインパーキングをご利用ください。
問い合わせは下のサイドメニュー内からの問い合わせフォームをご利用ください。
予約完了時の返送は行っておりません。ご注意ください。

予約時の注意事項
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個人情報について
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2015年11月19日 勉強会のご案内

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勉強会のご案内

当クリニックでは毎週テーマを決めて勉強会を行なっております。
皆様のご参加をお待ちしております。

    
2015年11月19日
アトピー性皮膚炎と乾燥肌のはなし AD-A-025
アトピー性皮膚炎、乾燥性湿疹の診断・治療について
当院での治療を希望される方は一度はご参加ください

2015年12月3日
生後1ヶ月から6ヶ月までのスキンケア CS-A-023
小さな赤ちゃんに湿疹を作らないように、
皮膚にやさしいスキンケアをお教えします
    
2015年12月17日
アトピー性皮膚炎と乾燥肌のはなし AD-A-026
アトピー性皮膚炎、乾燥性湿疹の診断・治療について
当院での治療を希望される方は一度はご参加ください

2016年1月14日
生後1ヶ月から6ヶ月までのスキンケア CS-A-024
小さな赤ちゃんに湿疹を作らないように、
皮膚にやさしいスキンケアをお教えします
    
2016年1月21日
アトピー性皮膚炎と乾燥肌のはなし AD-A-027
アトピー性皮膚炎、乾燥性湿疹の診断・治療について
当院での治療を希望される方は一度はご参加ください
時間
  開場 10:45
  講義 11:00-11:45
  質問の時間 11:45-12:00

    
場所
 わかばひふ科クリニック 待合室
  180-0002
  吉祥寺東町2-11-2伊藤ビル1F
  0422-22-1232

定員
 6名

費用
 無料

講師
 野崎誠
  わかばひふ科クリニック院長

受講時の注意事項
 赤ちゃん、子どもと一緒の受講は可能です。
  他の参加者の迷惑にならないようにお気をつけください。
  勉強会の進行に支障がある場合は、席を外していただく場合があります。
  おむつ替えスペース、キッズスペースはありますが、授乳スペースはありません。
 駐車場は2台分あります。予約は受け付けておりません。
  駐車場が一杯の場合は近くのコインパーキングをご利用ください。
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予約完了時の返送は行っておりません。ご注意ください。

予約時の注意事項
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2015年9月17日 勉強会のご案内

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勉強会のご案内

当クリニックでは毎週テーマを決めて勉強会を行なっております。
皆様のご参加をお待ちしております。

    
2015年9月17日
アトピー性皮膚炎と乾燥肌のはなし AD-A-023
アトピー性皮膚炎、乾燥性湿疹の診断・治療について
当院での治療を希望される方は一度はご参加ください
    
2015年10月1日
生後1ヶ月から6ヶ月までのスキンケア CS-A-021
小さな赤ちゃんに湿疹を作らないように、
皮膚にやさしいスキンケアをお教えします
    
2015年10月15日
アトピー性皮膚炎と乾燥肌のはなし AD-A-024
アトピー性皮膚炎、乾燥性湿疹の診断・治療について
当院での治療を希望される方は一度はご参加ください

2015年11月5日
生後1ヶ月から6ヶ月までのスキンケア CS-A-022
小さな赤ちゃんに湿疹を作らないように、
皮膚にやさしいスキンケアをお教えします
    
2015年11月19日
アトピー性皮膚炎と乾燥肌のはなし AD-A-025
アトピー性皮膚炎、乾燥性湿疹の診断・治療について
当院での治療を希望される方は一度はご参加ください
時間
  開場 10:45
  講義 11:00-11:45
  質問の時間 11:45-12:00

    
場所
 わかばひふ科クリニック 待合室
  180-0002
  吉祥寺東町2-11-2伊藤ビル1F
  0422-22-1232

定員
 6名

費用
 無料

講師
 野崎誠
  わかばひふ科クリニック院長

受講時の注意事項
 赤ちゃん、子どもと一緒の受講は可能です。
  他の参加者の迷惑にならないようにお気をつけください。
  勉強会の進行に支障がある場合は、席を外していただく場合があります。
  おむつ替えスペース、キッズスペースはありますが、授乳スペースはありません。
 駐車場は2台分あります。予約は受け付けておりません。
  駐車場が一杯の場合は近くのコインパーキングをご利用ください。
問い合わせは下のサイドメニュー内からの問い合わせフォームをご利用ください。
予約完了時の返送は行っておりません。ご注意ください。

予約時の注意事項
 キャンセルは前日まで、問い合わせフォームよりお願い致します。

個人情報について
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2015年7月9日 勉強会のご案内

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勉強会のご案内

当クリニックでは毎週テーマを決めて勉強会を行なっております。
皆様のご参加をお待ちしております。

    
2015年7月9日
アトピー性皮膚炎と乾燥肌のはなし AD-A-021
アトピー性皮膚炎、乾燥性湿疹の診断・治療について
当院での治療を希望される方は一度はご参加ください

2015年7月23日
こどもがうつる皮膚の病気 ID-A-006
保育園から幼稚園・小学校の時期にかかる
伝染る皮膚病の紹介とその治療・予防法についてお話します

2015年7月30日
虫さされのはなし IB-A-006
だれもが一度はかかる虫さされ、
原因から虫の種類、治療法までしっかりと確認しておきましょう
    
2015年8月6日
生後1ヶ月から6ヶ月までのスキンケア CS-A-019
小さな赤ちゃんに湿疹を作らないように、
皮膚にやさしいスキンケアをお教えします
    
2015年8月20日
アトピー性皮膚炎と乾燥肌のはなし AD-A-022
アトピー性皮膚炎、乾燥性湿疹の診断・治療について
当院での治療を希望される方は一度はご参加ください

2015年8月27日
虫さされのはなし IB-A-007
だれもが一度はかかる虫さされ、
原因から虫の種類、治療法までしっかりと確認しておきましょう
    
2015年9月3日
生後1ヶ月から6ヶ月までのスキンケア CS-A-020
小さな赤ちゃんに湿疹を作らないように、
皮膚にやさしいスキンケアをお教えします
    
2015年9月17日
アトピー性皮膚炎と乾燥肌のはなし AD-A-023
アトピー性皮膚炎、乾燥性湿疹の診断・治療について
当院での治療を希望される方は一度はご参加ください
時間
  開場 10:45
  講義 11:00-11:45
  質問の時間 11:45-12:00

    
場所
 わかばひふ科クリニック 待合室
  180-0002
  吉祥寺東町2-11-2伊藤ビル1F
  0422-22-1232

定員
 6名

費用
 無料

講師
 野崎誠
  わかばひふ科クリニック院長

受講時の注意事項
 赤ちゃん、子どもと一緒の受講は可能です。
  他の参加者の迷惑にならないようにお気をつけください。
  勉強会の進行に支障がある場合は、席を外していただく場合があります。
  おむつ替えスペース、キッズスペースはありますが、授乳スペースはありません。
 駐車場は2台分あります。予約は受け付けておりません。
  駐車場が一杯の場合は近くのコインパーキングをご利用ください。
問い合わせは下のサイドメニュー内からの問い合わせフォームをご利用ください。
予約完了時の返送は行っておりません。ご注意ください。

予約時の注意事項
 キャンセルは前日まで、問い合わせフォームよりお願い致します。

個人情報について
 個人情報は勉強会までの連絡及び統計的資料作成のために使用致します。
 各個人の情報につきましては、勉強会終了後に破棄致します。

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問い合わせフォームからはお申込み出来ませんのでご注意ください。

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赤ちゃんの湿疹には塗り薬を強くするよりも、回数を多く塗るほうが大事

娘に湿疹ができていました。

原因は不明です。

もっとも原因がはっきりしない湿疹など、いくらでもあるので、原因云々は重くは考えません。

左上腕の前面に米粒くらいの湿疹なので、洋服に擦りつけたか、何かの拍子に引っ掻いたのでしょう。

 

でも、この湿疹が数日たっても引く気配が無いので、

薬を塗ってみました。

思うところがあり、通常処方するよりも一段強いステロイドの塗り薬を使いました。

アンテベート軟膏です。

とある日の入浴後に塗りました。

(ちなみに、アンテベートは赤ちゃんに1回2回塗ったくらいでは副作用は出ませんよ)

 

さて、その翌日です。

治っているでしょうか?

・・・・治っていません。

 

たった1回だけ塗ってみて、湿疹を抑えこもうというのはさすがに虫が良すぎたようです。

 

そうなんです、湿疹を治すためには一日1回ではあまり効果が無いのです。

湿疹は中途半端に治っているのですが、完全には退いていません。

ややもすると、引っ掻いてしまうために、悪化することも十分にありえるのです。

その後どうなるか?湿疹は治らず、ステロイドの外用量のみ増えていくことになります。

そして、最期にはステロイドの副作用が・・・

というシナリオになることも十分に起こるのです。

 

なので、湿疹に対してステロイドの塗り薬を塗るときは一日2回3回としっかり塗りましょう。

まあ、薬の強さとの兼ね合いもあるので、お医者さんのいう回数よりも極端に多く塗るのは

やめておいたほうがよいでしょうが。

 

シンプル・イズ・ベスト

KISSの法則って、ご存じですか?

これはある文章の頭文字を取ったものです。

正式には

Keep  it symply. stupid!

というものです。

日本語に直すと、

「単純にしろ、このバカモノが!!」

という風に訳すことが出来ますかね。

皮膚科の塗り薬についても、このKissの法則が当てはまります。

 

他の病院の処方箋やお薬手帳を見ていて、不思議に思うのですが、

同じ患者さんに対して保湿剤が3種類、一つの部分にぬる薬が3種類と出ていることが有ります。

詳しく聞いてみると、「有るときにはAを、またある時にはBを塗る」用に指示されているそうです。

でもね、実際にそのようにできているか聞いてみると、ほとんどの場合が

「出来ていません」と言われます。なぜでしょうか?

 

理由の一つが面倒くさくなること。

種類が多くなるだけでげんなりしてしまいます。

もちろんそうですよね。我が身を振り返っても、たくさん宿題があるとそれだけでイヤになってしまいますよね。

ついで、使い分けがわからないこと。一言で言うと、境界条件の問題です。

こうもり問題と私は呼んでいますが、2種類の薬があるときにどちらを塗るべきかわからなくなってしまう問題です。

 

このように薬の種類が多くれれば、逆にそのための問題も出てきてしまうのが難しいところです。

なので当院では最初はシンプルな塗り方のお話を行っていきます。

一般に同じ部位に塗るべき保湿剤あるいはステロイドは1種類。

部位別の差もあまりつけることはしません。

もちろん、何回も受診されてすでに薬の使いかたもわかっているという方であれば、

少しずつ薬の使い分けに付いてお話をしていきますが、最初からは難しいですね。

 

しかし、単純化にはデメリットも有るのではないか。

と思われる方もいるでしょう。

デメリットとしては効果は不十分もしくは効果が強すぎる

ということが有ります。

でも、この問題はある程度カバーすることは可能です。

それは時間軸。

効果が強い(=副作用が強い)場合でも、短時間であればそのデメリットは見えなくなります。

逆に効果が弱いのであれば、次に来た時に強くしますし。

(よっぽど効果が弱い時は予定日前でも連れてきますし)

 

なので、当院の考え方としては

理論上ベストの治療(でも、実際に行うのは大変)

よりも、一段落ち着かもしれませんが、

シンプルで簡単で、自宅でも無理なく出来る治療

を最初は行います。

そして、しっかりと指示通りのことが出来るようになってから、少しずつ難しい方法に

挑戦していく。

というように進めていったほうが結果的に早く、良く綺麗になると思っています。

 

足元から一歩ずつ治療を進めていきましょうね。