注:このエントリーは専門家の方を対象にしております。
講演会に参加された皆様、お疲れ様でした。
私の拙い講演を聞いていただきありがとうございます。
今回の講演会の参考文献を挙げさせて頂きます。
今後の診療の参考になればと思います。
もともと皮膚科医が対象とする子は成長・発達が正常な子が多いです。
そのため、「正常な」発達を理解する必要があると考えます。
特に小児の発達の専門家ではありませんので、多い写真と簡便な説明が
なされている書籍を紹介いたします。
「正常発達」
脳性まひの子の治療を行うためには正常の発達を知る必要があります。
長期療養中の脳性麻痺の子を診察する機会がある方にはぜひ読んで貰いたいです。
なぜ、彼らはあのような反応をするのか?その一端が理解できると思います。
「小児生理学」
実は、大学時代は生理学はあまり得意ではありませんでした。
今回、勉強のために買ってみましたが、学生時代に比べ、はるかに面白く読めました。
多分学生時代には生理学は早すぎたのでしょうね。
基礎的な部分も理解することで今後の診療の役に立てると思います。
成長発達の項以外でも、栄養・感覚・外分泌の項は参考になると思います。
「写真で見る乳児の運動発達」
豊富な写真と詳しい説明がそれぞれの月齢ごとに記載されています。
ベッドサイドでの赤ちゃんの観察を再度体系的に確認するには調度良い一冊だと思います。
ぜひ日本人版も作ってほしいものです。
以上3冊、参考にさせていただいた書籍です。
皮膚科の書籍は省略させて頂きました。
赤ちゃんの診察になれるためには数多く行うことが必要です。
その中で見えてくるコツのようなものがありますから。
しかし、時に系統だった質のよい資料に当たることにより、
その理解が更に深まると考えています。
今回の講演で間違い等ご指摘のある方はメールをいただけると嬉しいです。
間違いの一切は私、野崎誠の責任です。
また、こんなよい本ありました。など情報ありましたらコメントやメールをいただけると嬉しいです。
今後もよろしくお願い致します。
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