先月の末から今月に入ってりんご病が流行しています。
というお話です。
りんご病。そんなに目にすることは無いかもしれません。
しかし典型的な症状で診断はできるのです。
・両頬部
・両上腕から前腕
・両大腿から下腿
にかけて、網目状もしくはもう少しベッタリとした
赤みが出てくること。
その赤みは痛くも痒くも盛り上がりも無いこと。
が典型的な皮膚の症状です。
そして話を聞いてみると
その1週間程度前に、体調を崩したり軽度の発熱があったこと。
これで診断ができます。
そんなに難しくはない病気ですね。
でも、その厄介な点は
見た目の症状の強さと感染力の強さには関係がないこと
なんです。
つまり、感染力が強いのは、最初の体調を崩したときであり、
見た目で診断されたときにはもう感染性はなくなっている。
ということが問題になります。
したがって、見た目で診断されたときにはすでに他に誰かに感染ったあとかもしれない
んですよね。
いやあ、厄介です。
これから夏休みも進み、人の移動も多くなる季節です。
感染が拡大しないか少し様子を見ていくことにしましょう。
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