ある日、当院で薬を作ってくれている薬剤師さんがやってきて、棚を明けてひと言。
「色が変わっていますね」
ん?どれどれ。
あらまあ。保管してあったサトウザルベの色が黄色くなっているではありませんか。
もうこうなってしまうと使えませんね。残念。
メーカーさんにも聞いてみました。
なんでも、いろいろな油分が入っているので、時にこうなることがあると。
基本的に時間が経過するとできやすいとのこと。
品質的にはあまり心配はないとのことですが、結局油が変質して色がつくのだから、
当然最初は存在しない成分が新しく出ているわけですね。
そして理論的には何か問題を起こす可能性があるわけですね。
つまり、色が変わった軟膏は危険。
というわけです。
そりゃあそうだ。と思いますが、結構大事なこと。
処方された薬剤は時間とともに成分が変質していく可能性があります。
特に色を見て変化が出てきている場合は使用はせずに、廃棄してくださいね。
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