早いもので、もう9月です。
秋がやってきました。
というにはいつも早い時期ではあるのですが、今年はまさにその状態です。
というのも、寒い。
だけではありません。
乾燥もかなり強く出ている印象です。
湿度は気象予報であまり目にすることはないかもしれません。
しかし皮膚科医としての目は気温よりもむしろ湿度に注目が行くのです。
現在の湿度はどのくらいか?
これからどのように変化していくのか?
を見ながら処方を行っています。
赤ちゃんや小さな子のお肌は非常に敏感なものです。
だから、周辺環境にも大きく依存するものなのです。
そのため、湿度の低下により皮膚の乾燥が一気に進み、
結果として湿疹の悪化をきたすことも多いのです。
印象ですが、その境目は湿度55%程度。
その目で見ると・・・
今年はすでに日中にはその湿度を下回る日が出ています。
最近過ごしやすくなったわけですね。
(湿度は気温の不快感に強く影響しますから)
診察をしていても、子供たちのお肌は少しずつ乾燥を増しているように見えます。
例年は9月下旬くらいからその兆候が見えるのですが、
今年はいつにもましてその傾向が強く現れているようです。
そろそろ、冬の支度を始めたほうがいいですよ。
保湿剤もあまりきちんと塗っていなかった人は、
しっかりと塗るようにしたほうが良さそうですね。
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