最近、診察をしていると、湿疹が悪くなる子が増えている印象があります。
その理由はなぜなのか考えてみました。
アトピー性皮膚炎やそれ未満である小児乾燥性湿疹は季節の変わり目に悪くなると言われます。
特に冬から春と、夏から秋の2つの季節にはその傾向は強い様に見えます。
そして、いま正にその季節に至りつつあるようです。
で、悪化している。
なぜでしょう?
悪くなっている子の話を聞くと、原因の多くは寝汗、
汗で悪化しているようです。
そして、やや年長の子にその傾向があるようです。
ではなぜ寝汗をかくか。
それは多分最低気温。
最近気温が上がっています。しかし、細かく見ると、最高気温の差は大きいのですが、
最低気温は一段上がってそのままのようです。
どうも、このあたりに原因がありそうですね。
つまり、最低気温が上がっても、寝巻き、布団はそのまんま。
その結果として夜間に大汗をかいてしまい、その汗で湿疹が悪化する。
そのような因子が影響しているように見えます。
まあ、他にも影響はあり、風邪もその一つかもしれません。
でもね、寝汗で悪化するパターンは秋から冬には見られないものですので、
きっと原因の一つとしてはありそうなんですね。
なので、最低気温を見て、寝巻き、布団、あとはエアコン。
これらは毎日細かく調節したほうが良さそうですね。
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