春ですねえ。日も長くなってきました。
少しずつ空気も緩んできたように見えます。
温かいっていいですねえ・・・
でも、暖かくなることが問題になる検査方法もあります。
今回はそんなお話です。
パッチテストという検査があります。
パッチという言葉の通り、背中に貼り付ける検査です。
なにを?
アレルギーの原因と思われるものを。
です。
接触皮膚炎。つまりかぶれですが、この原因は多岐にわたります。
その原因を探す一番シンプルで確実な方法。
それがパッチテストです。
やり方も実にシンプル。
背中にあやしい成分を塗ったパッチを当てる。
ただそれだけです。
貼り付けて2日後から7日後に原因であれば、反応するし、
原因でなければ反応しない。
そんな検査方法です。
ただ、問題の一つが剥がれて取れてしまうリスク。
なので、そのリスクを最低限にするために、パッチテストの製品は
その周囲に防水テープで覆いをして、剥がれないようにするのです。
が、それが、痒い。
防水テープなので、
(ある程度の通気性はありますし、最も通気性の高い製品を使ってはいるのですが)
蒸れる。
で、痒くなる。
そんな問題点があったりするのです。
痒くていじられてパッチがずれたりすると反応を正確に測ることができなくなりますし・・・
というわけで暖かい時期にはなかなか行いたくない検査。
それがパッチテストなのです。
動いて汗ばむ季節には始めたくない検査なので、
もしもご希望の方はお早めにどうぞ。
ちなみに、当院では開院時間の都合により、
月曜日スタートもしくは水曜日スタートの2コースの準備がありますので、
ご希望の方は一度ご相談くださいませ。
コメントを残す