以外に忘れがちなんですが。
と言うのも、現在のアトピーの研究がアレルギー的なもの主体になっているということもあるでしょう。
アトピー性皮膚炎についてはいろいろな研究があります。
あまりにもたくさんありすぎて、追いかけるのが難しい状態です。
というか、大まかな流れだけを見ながら追いかけているような状態です。
現在の研究の流れは大きく2つ。
アレルギーによるもの
皮膚のバリア異常によるのも
の2つでしょう。
そして一般的に有名なものが前者。
というのも、皮膚のバリア異常によるものということがはっきりしてきたのは
そんなに昔の話ではないから。
それに対してアレルギーの話はもっと昔からあったから。
また、マスコミ受けはアレルギーの話はいいから。
そんなところでしょうか。
でも、大事なことが一つあります。
あくまでもアトピー性皮膚炎で何が皮膚で起きているかというと、
湿疹の反応であるということです。
だから、湿疹を抑えないかぎりは今の症状は落ち着かないわけです。
バリアの問題やアレルギーの問題は本来はそれと同時かその後に来る話なのです。
その順番はあやふやになっているのが今のアトピーに対する問題かもしれません。
今の湿疹を放おっておいて、アレルギーだけに対処しても良くなりません。
皮膚のバリアの問題だけに注力しても良くありません。
あくまで、最初は湿疹を抑えることが大事なことになるわけです。
そのうえで、次にどうするのか?ということが大事になるわけです。
その順番。治療をすすめる上で大きな要素となります。
なぜ、この考えがあまり表に出ないのか?
・・・・やっぱり、湿疹の話だけでは地味だからでしょうねえ。
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