春です。随分日も高くなり、温度も上がってきました。
そして、湿疹も悪くなった子も沢山来院されます。
春の季節の変わり目には湿疹が悪くなる。
とよく言われますが、どうしてでしょうか?
印象論には成るのですが、どうも温度は関係しているようです。
というのも、気温が一気に上がると、その後しばらくしてから受診する患者さんが増えるのです。
でも、夏の用に温度が上がり汗をかいて悪くしているわけではない。
となると、むしろ温度により変化する何かが悪さをしているように見えます。
温度により変化し、乾燥に影響するものといえば、湿度です。
考えてみると、湿度とは温度により、影響を受ける数値です。
気温により変化する飽和水蒸気量に対する、現在の水蒸気量を以って湿度の計算をするわけですから。
つまり、晴れた、水蒸気量そのものが変わらない空気の温度が上がると、
逆に湿度が下がるという状況になるのです。
そのために湿度の下がった空気の影響をうけて皮膚の乾燥も悪くなる。
という考えが成立するのです。
暖かくなったら乾燥に注意。
なんとなく違和感を感じますが、それもまた事実です。
まだ、加湿器をしまい込むのは早いかもしれませんよ・・・
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