世の中は、4月からの保育園入園で、例年通りの激戦が繰り広げられています。
我が家も申込しましたが、見事に落ちて待機児童となりました。
我が家はメディアでも取り上げられてらしまうような、待機児童の多い地区。現在は、一時保育利用でしのいでいますが、それもチケットピア並みの電話予約で、一ヶ月間1日も予約出来なかった時もあります。
周りのママさんに聞くと、どうせ取れないから別に預け先を探した、とか、保育園に意図的に予約電話に出ないのかクレームを入れた、とか、穏やかではない話も聞きます。
また、近年の不妊治療の影響で、双子が増加。一時保育枠を双子が埋めてしまうという状況があることを、園の先生からうかがいました。
国は、保育園を増やしたり定員の増員など、対策をとっているとは思いますが、追いついていないのが実情。
また預ける側としても、とにかくどこでもいいから預かって欲しい、という親御さんがいる一方で、預け先を選びたい親もいます。
我が家は、他の施設を見学に行く余裕すらなかったため、今現在お願いしている保育園のみ申込ました。
現在、一時保育利用している園は、環境もよく、広い園庭もあり、リトミックやクッキングなどもやっています。
何より、先生方が暖かく、ここだったら私が育てるよりもいいかもしれない!と思わせてくれるような園です。
このため、英語教育やら、知育などに力を入れている無認可園もありましたが、あえて今の認可園という選択になりました。
ですが、同じように考えるお母さんが多かったのでしょう。通園圏を考えるとそれほど子供の数は多くはないと思うのですが、今回の申込みで120人以上の子供達が落ちたとのことでした。
我が子の養育を他人に任せるということは、大きな責任を伴います。
安全はもちろんのこと、可能な限り子供の発達にとって良い環境を選びたいのが、すべての母親の気持ちではないでしょうか。
今回落ちてしまったお母さんで、役所に抗議に行った方がいました。
入れなかったことを抗議したのではなく、数を増やせばいいわけではない、質の良い園を増やさなかったら意味がない。という事を申し入れたそうです。
日本の未来を作る子供達が、健やかに育つように、数合わせだけではない保育園対策を、行政にお願いしたいと思うのです。
ちなみに、我が子がお願いしている一時保育は、2歳の誕生日まで。
あと数ヶ月しかありませんが、今の保育園ライフを楽しんでもらいたいと切に願っています。
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