ここ数日の間ですがじんましんが流行っているようです。
もちろんじんましんはウイルスや細菌などの感染性微生物が直接関与するものではありませんので
例えばエボラ出血熱のような感染の流行とは話が違いますが、
どうも、この時期に多くの子に出現するような要因が幾つかあるようです。
その1
風邪が流行っている。
溶連菌を思わせる風邪も多いですし、ウイルスによる風邪も多いようです。
時期的なものでしょうね。
先ほど、じんましんは微生物が直接関与するものではないと書きました。
でも、間接的な関与をしていることは結構多いのです。
以前にも書きましたが、子どものじんましんの誘因で一番多いのは
風邪を始めとする感染症です。
大きな誘因となるのです。
その2
気温、環境の変化が大きかった。
次の項目ともかかってくるのですが、気温の変化がここ数日、非常に大きなものになっています。
まさか、4月に雪が降るなんて。ねえ。
ぽかぽか陽気の数日後の話ですから、たまったものではありませんね。
その3
新年度が始まり、ストレスがかかっている。
家族全員が忙しくなると、当然子どもにもその影響が出てきます。
旅行やお出かけ、学校の準備などで慌ただしくなると、
寝る時間が影響を受けます。また、バタバタするだけでもストレスになっていきます。
このストレスもじんましんの大きな誘因となるのです。
そのような理由もあり、今、じんましんが出ている子が沢山受診するのでしょう。
この現象は、もうしばらく続きそうですね。
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