わかばひふ科クリニック(東京都武蔵野市吉祥寺東町)

武蔵野市・杉並区・練馬区他の赤ちゃんから子供、大人、老人まで幅広く診察をする皮膚科クリニックです。アトピーやあざを始め、水虫、とひび、湿疹などの相談・治療を行なっています。

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仕事のしかた

仕事のしかた

桜の開花が宣言されましたね。
いよいよ、入学シーズン。
新入学の方はもちろん、進級する方も、新しいノートや鉛筆などの文房具を揃えたり、ちょっとウキウキしますよね。

我が家は、制服の丈を直しました。

昨春は自分で丈詰めをしたのですが、先日お古の制服をいただき、忙しかったこともあり、一足早くお直し屋さんに出しました。

裾上げをよくお願いしていたところだったので、大丈夫だと思ってぃたのですが・・

今回は、ジャンパースカートのため、身ごろもブカブカ。
そのため、裾ではなく肩の部分をつまんで詰めてもらえるよう、自分で直したスカートも持参し、説明しました。

で、1週間後取りに行くと、
『キレイに直しましたよ~』
と、笑顔で迎えていただきました。

確かに、肩の部分を直してありました。
裏地までキレイにはずし、つまんだ部分の生地をカットし、元通りに縫ってありました。

え・・・。

キレイに直ってますが、これだと身長が伸びた時に、丈出しが出来ない・・。

丈を上げ下げする、制服という通常とは違った必要性を、理解してもらえなかったのでしょうか。

直しに出した時に、将来また丈を戻せるようにしたいと、説明したかどうかの記憶もなく、
強く言う勇気もない私は、あいまいな笑顔で受け取ってきました。

お直し屋さんでは、現在の自分のサイズに直すことが仕事。

それも、直したことなど分からないよう、キレイに。

彼女達は、自分の仕事をカンペキにこなしました。

でも、私のニーズには合わなかったのです。

もちろん、説明不足もあったのでしょう。

でも、子供の制服という特性を考えれば、確認があってもよかったのでは、と思ってしまうのです。

この経験で、仕事のしかたを改めて考えさせられました。

独りよがりの仕事は、誰もシアワセにならず、時間も資源もムダにしてしまうのですね。

そして、次につながったはずの仕事も失います。

私は、今後裾上げ以外では、このお店を使うことはないでしょう。

相手の立場に立つこと、想像力を働かせること。

我が身に置き換えて、気を引き締めました。

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