今回は、私が以前に務めていた成育医療研究センターのお話をしていきましょう。
まあ、昔話と思ってお付き合いください。
成育と私はいつも略して読んでいますが、正式名称は
独立行政法人 国立成育医療研究センター
です。
成育と言うのは聞き慣れない単語ですよね。
この意味を病院ホームページから拾ってきました。わかりやすい図があったので貼っておきます。
とまあ、このように、子供が大人になって、その子を産んでいく。
その円環を医療の面からお手伝いするのが成育医療というわけです。
いままでの小児医療と異なるのは、小児のみならず、妊娠・出産というイベントも含めているところに特徴があります。
時には不妊、不育(妊娠するも出産できない)にも関与するわけですね。
つまり、成育医療研究センターでは小児だけでなく、妊娠・出産にも力を入れているんですね。
コレ、意外に誤解されがちです。
スタッフもそれに合わせて多種多様な専門家が揃っています。
小児科はもちろん、麻酔科、救急。
また妊婦さんを相手にしますので、産科。婦人科も少しあります。
また、不妊。不育科などど言うものも有りますね。
もう一つ、スタッフは妊婦さんに対しても治療を行えるように教育されています。
小児科の先生はまあ、関係ありませんが、
マイナー科と呼ばれる、眼科、耳鼻科、整形外科も妊婦さんに対応することができます。
当然私達皮膚科でも妊婦さんの対応を行うことがあります。
実は、成育、妊婦さんの治療も得意なんですよ。
私も結構得意だったりします。
この話はまた後日にしていきましょう。
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