今回は夏らしく虫の話をしていきましょう。
虫さされ、男女に差があるのかどうか考えてみましょう。
まず、家の中の虫です。
ダニとかノミとか、ナンキンムシとかですね。
うーん、これらの虫はあまり男女を区別して刺すことはなさそうです。
むしろ、家族中に発生していることがひとつの目安となるので、
明らかな男女差はないように思えますね。
ついで家の外の虫です。
蚊とか毛虫ですね。
これも、来院患者さんの割合を見る限り、男性と女性では差はなさそうですね。
でも、診察をしていて気がついたこと。
それは刺された数です。
明らかに男の子の方が多く、症状も激しいです。
女の子は逆に数は少なめだったりします。
つまり、こういうふうに考えられるかもしれません。
外で虫に刺されるのは男の子の方が多い。
しかし、病院に来る確率は女の子の方が多いので、
結果として男女差はない。
しかし、症状は男の子が悪い。
とかんがえると、辻褄が合うかなあ。
とかなんとか考えながら仕事をしています。
考えることはたくさんあり、非常に面白いですよ。
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