年末に時間があったので献血してました。
久しぶりに全血で400ml採取しました。
いつも、ヘモグロビンが少なめで色々言われることが多いのですが、
今回は比較的数値が高かったです。
もともと血液薄めの人間と思っていたのですが、いったい自分の体に何があったのでしょうか。
というわけで、少し気になったので、調べ物をしてみました。
献血センターに初めてお世話になったのは、大学の実習に入ってからでした。
田舎なので、献血センターなどはなく、行く機会がなかったんですよ。(今はできたみたいですが)
そこでのお話。
実は日本は血液は自給できていません!!(な、なんだってー)
赤血球や血小板などは大丈夫です。
でも、アルブミンやグロブリン、血液分画製剤などは自給できていなかったんですね。
(アルブミンやグロブリンの使用期限は赤血球や血小板に比べてはるかに長いのです)
これが15年位前のお話です。
さて、最近はどうかな。と思い確認してみました。
厚生労働書のHPに記載されています。
ありゃりゃ、まだまだ自給されていないようですね。
分画製剤についてはほぼ問題ないようです。
しかし、グロブリンやアルブミンといった血液内の蛋白に関しては
まだまだ使用量が足りていないみたいですね。
不足分については輸入に頼っているのが現状のようです。
輸入状況についてのデータはなかなかないのですが、
どうも、いくつかの地域から供給を受けているようです。
さて、ここまで調べてみて、血液の供給に問題であろうということはわかりました。
でも、これを解決するのはなかなかむずかしそうです。
献血する人を増やすのが一番手っ取り早そうですが、うまくいかないみたいですね
そもそも、献血可能な人数が減っているのに、血液が必要な人が増えていますから。
(一般に血液が必要な人は大きな手術を要する人です=高齢者になるほど必要になるのです)
iPS細胞が血液分野でも騒がれる理由がよく分かるというものです。
最終的には人工的に合成するしか無いのしょうが、途は長そうです。
それまでは、日本は吸血し続けなければならないのでしょうか。
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