先日、我が家にカネボウから1通の封筒が届きました。
中には、商品についてのお詫びと、為替が1通入っていました。
我が家のロドデノールはこれで終了です。
また、学会からの診療ガイドラインも出てきました。
実際に関連性が有るか行う、パッチテストについても、
方法がしっかりと決まってきたようです。
しかし、相変わらず、原因ははっきりしないまま。
症状の多様性が有ることもわかり、問題を複雑にしているようです。
さて、実際に診療を行っている中で感じた問題点を幾つか。
1)試供品はどうですか?
薬理作用にともなうものを疑いますから、ほんの短時間使用している
試供品で症状が出る可能性は少ないのですが、完全に否定するのも難しいものです。
試供品で出る可能性はどうなのか?はっきりしません。
また、試供品を提供された方のリストアップはほぼ不可能ですよね。
2)こどもがいたずらすることがありますが?
女性の方は思い当たるフシがあるかもしれません。
小さな子(特に女の子)がお母さんの化粧品を勝手に使っていたことは
外来でも時に耳にします。
もしも、ロドデノール含有化粧品をこどもが自分に塗ってみた時に
そこに脱色斑が出たら、それをロドデノールと断定することは出来るのか?
考えれば考えるほど難しい問題が出てきます。
そのうち、ロドデノールを使っていないにもかかわらず脱色素班ができたことについて、
カネボウにいちゃもんをいう人が出てくるかもしれませんね。
「シロシロ詐欺」とでもいいましょうか。こんなことが無いといいのですが・・・
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