周りからよく忘れられていますが、私も「働くパパ」です。
興味があり、この本手に取り、大きな共感とともに読了しました。
子どもが出来てしみじみと感じたことですが、
時間が最も貴重になってしまいました。
子どもの世話というタスクがことでいままで以上にどんどん時間が削られます。
ママの方がより顕著でしょうが。
その貴重な時間をどの様に活用していくかが本書のテーマです。
考え方の基本は、シームレス化と時間密度の向上、段取りです。
必要以上に時間を区分けすることでそれぞれの無駄な時間が出てきてしまいます。
開業して思ったのですが、仕事と休みを分けて考える必要はありません。
あるときは仕事を重視し、ある時には休みを重視する。また有るときは家庭を重視する。
これを、切り替えるのではなく、重点を変えることでより効率的な時間の使い方ができるのです。
個人的には今は疲れが強いですが、そのうちに慣れていくのでしょう。
次に重要なのは時間密度の向上。
同じ時間に2つ以上のことをすすめるわけです。
ランニングしながら考え事でしょうか。
通勤時に読書する。自転車に乗りながら考え事をする。
一緒に出来るなら一緒にしてしまおうという考え方です。
職業柄、子どもと遊んでいる時にも仕事のアイデアやよい言い回しが浮かんでくるので、
これを忘れないようにしたいものです。
次に段取り。
何事にも手順があります。その手順を明確にすることで、同じ時間で沢山のことが行えるわけです。
いままで、経験によりなんとなく行っていた作業をしっかりと見える化し、段取り良く行えるようになれば、
時間はもっと開いてくるのでしょう。
最後にここには詳しく書かない大事なことが一つ。
それはママさんとの関係です。
関係をよく保つことで、よりよい時間を行うことが出来るのです。
・・・まったくもってそのとおりですね。
この本は忙しいとぼやいているパパさん必見の書籍です。
また、同じシリーズとして
「働くママ」の時間術
もありますので、いずれ読んでみたいものです。
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