カネボウ株式会社のロドデノールのお話は前回で最期にしようと思っていました。
理由は、患者さんとしては来る可能性があるけれど、少なくとも我が家では使用していないからです。
・・・そう思っていた時期もありました。しかし、我が家も巻き込まれていたようです。とほほ。
始まりは一通の封筒からでした。その封筒は「RMK」からのもので、”重要なお知らせ”と書いてありました。
当然、自分あてではないので、机の上に置きっぱなしにしていたのですが、該当者(というか、事務長ですが。)が
封筒を開けて、中を確認して、一言。
「コレ、うちにもあるんじゃない?」
おやおやと思っているうちに、事務長が洗面所に行って、その品を持ってきたら、どんぴしゃり、該当製品でした。
とりあえず、今は返品用の宛名を書いています。
さて、なぜ、こんなことが起きたのでしょうか。不思議に思ったので考えてみました。
まず、ロドデノール製品を開発したのは、カネボウです。
そのカネボウの子会社のエキップがRMKというブランドを展開していたわけです。
我が家では
夫:RMKのブランドは知っている。買っていたのも知っている。
エキップの製品が返品対象になっているのも知っている。
でも、RMKがエキップのブランドであることは知らなかった。
妻:RMKはよく知っている。当然買っている。
カネボウの製品が返品になったのも知っている。
でも、エキップがカネボウの子会社であり、回収対象になっていることは知らなかった。
ため、傍目にはお間抜けな事態になってしまったわけです。
では、どうすれば良いのか。
まず、製品が回収されたという話を聞いた時にはメーカーのHPを家族全員で確認する。
テレビの言うことは鵜呑みにはしない。
(上記には語弊があるかもしれませんが、テレビでは放送時間に制約がある以上、
「カネボウ」としか言わない可能性が十分にあるわけです。
実際は、「カネボウ」の”ブランシールスペリア””suisai””トワニー””インプレス””アクアリーフ”
「リサージ」の”リサージ”、「エキップ」の”RMK””SUQQU”とそれぞれ対象商品がありますが、
ここまできちんとしゃべることは出来ないでしょうからね)
その時くらいは新聞を読む
など、色々と行動しなければいけないのでしょう。
でも、ここまで普通はしませんよねえ。
メーカー名とブランド名を別にすることにより、様々な問題が出てくる
ということを思い知った一件でした。
追記。
ここまで書いた所、「RMKって、免税店で売っていたわよねぇ。」という事務長の言葉。
これも大きな問題を孕んでいるわけですが、これはまた別稿で。
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