昨日ニュースを見ていたらあれあれと思いました。
カネボウから発売されている美白化粧品について、
ロドデノールが含有されている商品の回収を始めたというではありませんか。
その後、情報を集めたのですが、詳しい話がはっきりしません。
なんでも、皮膚科医からのトラブルの話があったらしいとのこと。
それも、「肌がまだらに白くなる」らしいという事しかわかりません。
実際に「肌がまだらに白くなった」患者さんが受診されうる側としては
もう少し詳しい情報が欲しいものです。
炎症はあるのか無いのか。もしも炎症があるのなら治療にステロイドが必要になりますし、
炎症が無いのなら日焼け止めなどの対症療法が主体になるでしょう。
使用中止後広がるのか広がらないのか。
化粧品を使っていないところまで症状が拡大することがあるのか。
やめたら色は戻るのか戻らないのか。
色が戻り始めるまでどのくらいの時間が必要なのか。
数人しか症状は出た人がいないのであれば、その人がどのような出方をしたのか、治ってきたのか?
たくさんいるのならどのような傾向があるのか?
というところまで含め、情報が欲しいのです。
お客様センターまで問い合わせてみましたが、電話は通じず。
皮膚科の学会関連ホームページを見ましたが、まだ上記以上の情報は載っておらず。
(日本皮膚アレルギー学会・接触皮膚炎学会、日本臨床皮膚科医会、日本香粧品学会)
厚生労働省にも詳しい情報がないようですね。
あまりにも情報がありません。
困った、困った。
追記
お客様相談窓口にものすごい数の問い合わせが来ているみたいです。
情報が少ないから、みんな不安になってしまうのではないでしょうか。
2013/7/5 15:30
特設のお客様相談窓口に電話してみました。
担当の方はプレスリリースと同じ事のみの読み上げでした。
ある電話番号を教えてもらい、そちらにかけ直しましたが、
そちらも回線混雑のために繋がらず。断念。
あとで調べた所、その番号は一般の相談窓口でした。
たらい回しです‥‥‥
2013/7/5 16:30
週があけましたが、追加の情報はまったく出てきていないようです。
カネボウのHPに情報は追加されていますが、過去の新聞等のマスコミ報道と同レベルの情報です。
学会のほうにも新しい情報は載っていないようです。
2013/7/8 11:00
もうすでにニュースとしての価値を失っているのでしょうか。
新規の情報は全く出ていません。
学会のHPにもいくつか情報は出ているようですが、すべて厚労省へのリンクのみです。
2013/7/9 8:00
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