水いぼの治療をしているとよく聞かれるのは上記の質問です。
もともと、水いぼはプールで伝染ることが多いものです。
世間では感染源はビート板などとも言われていますが、それだけではありません。
当然、ビート板の共用はあまり良くはありませんが、
子どものプール教室を見ていると、じゃれあっていますよね。
あれだけくっついていれば水いぼのウイルスは直接移ってしまいます。
そこで問題になってくるのは水いぼの子はプールに入れるのかどうか?
明確なルールはありませんが、学会では指針を出しています。
その指針では「問題なし」です。(日本小児皮膚科学会)
でも、実際にプールに入れるかどうかを判断するのはそれぞれの施設なので
最終的にはその判断に任せなければなりません。
ということで………
当クリニックのスタッフに手伝ってもらい、吉祥寺の周辺の水泳教室に
電話で聞いて見ることにしました。
結果は・・・
様々です。
あまりルールとして決まっているところは少ないようでした。
しかし、ルールとして、「水いぼがなくなるまでは教室には参加出来ません」というところもいくつかありました。
また、「医師の判断による」とするところもいくつかあるようです。
意外だったのは、電話をしたその時に即答してもらえないことです。
たらい回しもいくつかありました…………
結構その辺はルーズなようですね。
2013/5/23追記
もしも心配な方はプールに相談してみて下さい。
OKな場合もありますし、治療していればOKなこともあります。
まったくダメなところは数は少ないですよ。
あと、一つ。
友達に感染させてトラブルになることが心配な方は
物理的に取るのが一番かと思います。
今は痛みを少なくする方法もありますので、
皮膚科医に相談してみてはいかがでしょうか。
2013/5/29追記
水いぼの治療方針についての記事を掲載しました。興味のある方は参照下さい。
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