先日、近隣のお世話になっている小児科さんにうかがって、
先生とお話しする機会がありました。
旧国立小児病院時代から成育医療センターへの
歴史的な流れなど様々なお話を聞き、
そのなかで、
『上塗り』『下地』
という用語が、ポンと飛び出しました。
皆さん、意味がおわかりになるでしょうか?
これ、成育医療センター語なんだそうです。
旧国立小児病院時代から、
皮膚科のドクターと患者さんの間で
当たり前のように使われてきたコトバなんだそうです。
開院初日、診療補助についていたところ、
院長と顔見知りのアトピーの患者さんとのこんなやりとりがありました。
院長 『薬は足りてますか?』
患者さん『下地はまだあるんですけど、上塗りがもうないです。』
院長 『オッケー。じゃ、上塗りだけでいいね〜』
正直、聞いていた私には、何のことやら???
薬剤師として病院畑を10年歩いておりましたが、
過去勤務した4つの病院でも聞いたことがありませんでした。
今回、小児科の先生にうかがって、納得がいきました。
もちろん、初めての患者さんには、きちんと薬の説明、塗り方、
すべてご説明しますので心配いりません。
ですが、院長の口からポンとこのコトバが出たら・・・
ああ、成育語〜!と思って頂ければ幸いです(笑)
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