ある日、帰宅してみると、娘の左側の鼻の穴に、赤いジクジクが。
と、とびひだー!
早速抗生剤軟膏の外用を開始し、落ち着きました。
めでたしめでたし。
とびひの最初の症状として、鼻の周りの赤い発疹や、じくじくが出ること、結構多いのです。
なんで、皮膚に普段からいる黄色ブドウ球菌が一気にふえて、とびひの症状を作るのかは、
まだはっきりしませんが、ひとつ言えるのは、鼻の穴の中には黄色ブドウ球菌は多いということです。
したがって、鼻の穴の周囲はとびひの出来やすいポイントでも有るのです。
治療についても同様です。
鼻の穴の周りのとびひ「のみ」を直したとしても、すぐにぶり返すことが有ります。
それは、鼻の穴の中の黄色ブドウ球菌をそのままにしているからなのです。
もしも、抗生剤の軟膏をもらった時には必ず、鼻の穴の中まで薬を塗ることが必要なのです。
早期発見、早期治療がとびひ治療の鉄則です。