せっかくの夏休みですから、何かためになることをしましょう。
ということで家族で工場見学に行ってきました。
楽しかったですよー。
今回は時間の都合で車で行くことになりました。
高速道路を使って1時間半。
吉祥寺からなら外観を使えばもっと早いはずです。
・・・おおう、もう稲刈りをしている。
とのどかな田園風景の広がるなか、野田に到着です。
・・・駅前何も有りません。
で、いきなりそびえ立つ、大きなタンク。
きっとこの中に醤油がたくさん入っているに違いない!
と思いつつ見学開始。
醤油づくり体験は2部構成になっています。
まずは工場見学ですね。
最初にビデオを見ます。
そして、案内のお姉さんにしたがって、醤油の出来る工程を見学していきます。
小麦とダイスをまぜーの、
それに菌を載せーの、
発酵しぃーの、
圧縮しぃーの、
加熱殺菌しぃーの、
で、出荷です。
詳しくかいても仕方ありませんし、行った時の楽しみが薄れるので、簡単に書いていますよ。
で、次に場所を講堂に移して、醤油づくり体験です。
と言っても醤油ができるまでには数ヶ月かかりますから、
その触りだけでもやってみましょうということですね。
まずは、大豆と小麦を混ぜる所からです。
実は大豆と小麦の重量は同じくらいを必要とするのですが、
大豆はむす、小麦は炒るので体積は大豆の方が大きくなります。
で、振る、ふる、フル。
最後にこの混合物を器の上に並べていきます。
(一緒に菌も入れています)
ここで3日かかるのですが、
したから出てきた、昨日作成した器。
触ってみると、しっとりして、じわりとした暖かさがあります。
・・・かもしています。
しかし、更にその翌日には暖かさは消えてなくなっていました。残念。
その後塩水を入れもろみを作り、数ヶ月発酵させるのですが、
色やもろみの硬さ、香りが時間とともに変わってくるのがわかります。
菌の種類にも依存するらしく、工場で作っているもろみの香りと、
体験講座で作ったもろみの香りは微妙に異なります。
工場のもろみの方がやや柔らかい印象ありましたね。
(体験講座では工場で使っている菌とは異なるものを使用しているのです)
最後の体験は醤油絞りです。
もろみを布に入れると、最初にもろみの自重でお醤油が出てきます。
次に子どもが力をかけて出てきたお醤油。
最後に大人が力をかけて出てきたお醤油。
それぞれ、濁り具合が違いますね。
というのも、最初は布の線維の隙間が大きいから、
大きな粒子のものまで出てしまう。
しかし、線維が詰まってくるので、徐々に澄んだ醤油が出てくる。
という話のようです。
これで体験は終了です。
なお、工場見学は予約無しでいつでもOK。なんですが、
体験は事前予約が必要です。
どうも枠はすぐになくなってしまうので希望の方はお早めにどうぞ。