AERA with Kids2022年夏号に取材記事が掲載されました。
日焼け止め、虫刺され、汗のケアなど、子どもたちの夏のスキンケアについてお話しています。
よかったら読んでみてくださいね!
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AERA with Kids2022年夏号に取材記事が掲載されました。
日焼け止め、虫刺され、汗のケアなど、子どもたちの夏のスキンケアについてお話しています。
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タンパク質のエンドレス合成が可能になったとのニュースが有りました。
(文章はわかりにくいので、ページの最後の図1や図2がわかりやすいです。)
これはすごいことなのです。
何がすごいのか?
コラーゲンが安く、たくさん作れるようになるかもしれません。
タンパク質の合成とは何か?
高校で生物を習ったからは覚えているかもしれませんが、
人間の体内でタンパク質を作るためには、
DNA⇒mRNA(+リボソーム)⇒タンパク質
という工程が必要になります。
試験管の中では最初のDNA⇒RNAという工程が抜け、1段階になります。
さて、この発表のどこがすごいのか?
RNAは普通はまっすぐです。
ちょうど直線の線路をイメージして下さい。
その上をリボソームという酵素が移動して、タンパク質が一つ一つ追加されます。(わかりやすいページがあります)
電車が上を走っているイメージでしょうか。
エンドレス合成をするにはどうするか。
この線路をつなげてしまえばいいという考え方ですね。こんな感じでしょうか。
この上を走る電車はいつまでもグルグルできますよね。
つまり、RNAを環状にしてしまい、その上をリボソームがずっと動き続け、
タンパク質がずっとでき続けるという事のようです。
話だけ聞くと簡単そうですが、
リボソームをどこから走らせるのか?
(RNAにはリボソームに「始発」を知らせる部位があるのです)
いつまで走らせるのか?
(同様に「終点」を知らせる部位があります)
劣化はしないのか?
エネルギーはどうするのか?
など、疑問はたくさんあります。
逆に、同時に山手線を走る電車が何本もあるように、
同時にいくつもリボソームを走らせて、同時に多数のタンパク質を作ることができるのか?
など、夢は膨らみます。
まあ、そうしてできたタンパク質は絡まってしまいそうですが………
今後、この研究がどのように発展するのか、楽しみです。