こうやってブログを書いていると、時に質問メールが飛び込んでくることがあります。
今回はその質問に答えてみることにしましょう。
さて、今回のメールは虫刺されのお話です。
虫に刺されたことが無いのだが、それって有るの?
というお話ですね。
では考えてみましょう。
虫に刺されたことがあるかないか?
それを証明することは困難です。
ただ、刺されにくい人がいるのは事実です。
どんな人か?
一言で言えば汗をかかない人ですね。
虫は汗に寄ってきます。
正確には汗の中に入っている様々な化学物質に対して
誘引されます。
なので、汗をかきにくい人にはよっていかない可能性は十分に考えられます。
実際に、汗のできにくい尋常性乾癬という病気の方には虫さされが少ないというデータがありますし、
先天的に汗をかかない、無痛無汗症、減汗性外胚葉形成不全症の子と話をしていても、
虫刺されの話を聞く事はありませんね。(統計データとしてはありませんが)
もう一つの可能性は、アレルギー反応そのものがなくなっている可能性。
これは二つに別れまして、
刺され慣れていない場合と、刺されすぎた場合の二つにわけられます。
最初の刺され慣れていない場合。
これは赤ちゃんですね。生後半年くらいまでの赤ちゃんは虫に刺されても全く反応は有りません。
しかし、年齢とともに大きな反応を起こすようになってくるのですが。
もう一つは高齢者。
何回の刺されると、そのうちに虫刺されではアレルギー反応は起こらなくなってきます。
なので、何も起きない。
となるわけです。
「虫に刺されたことがない」人はいくつかのパターンに分けることができました。
さて、皆さんの周りにはそんな人、いませんか?