12月になりました。師走です。
バタバタしている時期になってきましたね。
お正月に向けての準備もそろそろ始めていかないとですね。
今月から当院では50歳以上の受診者に対して帯状疱疹ワクチンのプリントを配布しています。
テレビのCMなどで何かと話題になっているかと思いますが、お話をするだけでも
皆さんの発症したときの様子とか色々なお話が聞けるのが興味深いですね。
50歳以上のかたのみとはなりますが、ご興味のある方はぜひお声をかけてくださいね。
TEL050-3355-9592
〒180-0002 東京都武蔵野市吉祥寺東町2丁目11-2 伊藤ビル1F
おかげさまで、痛くないイボ治療を受診される患者さんも増加しております。
処置時の痛みも全くありませんので、非常に患者さんの評判も良い治療法となってきました。
そこでときに聞かれる質問が
「どうして当日予約ができないのですか」
というものでした。
そうなんです、当日は処置の予約ができませんでした。
しかし、システム改修により、当日の30分前まで予約を受付できるようになりました。
当初は新規治療法のためにスタッフの混乱が見られるかもしれない。
うまく外来が回らず、患者さんを待たせてしまうかもしれない。
と思っていたのですが、半年以上を経過し、特に問題がないことを確認しました。
土曜日のように短時間に集中して受診されるような状況でも
問題なく治療を行うことができることがわかりました。
ということで、特殊外来の当日の予約を開始いたしました。
ご報告でした。
8月になり、日差しも少しずつ弱くなってきました。
この夏にくすみができたかた、日焼けが気になる方向けの
IPL、フォトフェイシャルのキャンペーンのご案内です。
今回、8月末まで申し込まれた方を対象に
15%引き
とさせていただきます。
全顔1周
10000円→8500円
全顔2周(基本コース)
20000円→17000円
となります。
肌の色が気になる方、
今まで興味があったが、金額が高くて勇気が出なかった方
など、いかがでしょうか?
8月末までのお申込みの方のみとなります
(一度申し込まれたあとの予約変更はいたしかねますのでご了承ください)
※なお、当院にてIPL、フォトフェイシャル施術いただける方は
・当院IDをお持ちのかた
・家族親族が当院IDをお持ちの方
・当院指定の紹介状・割引券をお持ちの方
のみとなりますので、ご注意ください。
開始後半年を経過した痛くないイボ治療についてですが、
金額の改訂を行うことにいたしました。
2019年8月14日より金額を改訂しております。
薬剤管理費:1000円→0円
予約費:500円は変更ありません。
薬剤管理費ですが、患者さんの治癒状況を確認したところ、
一部の患者さんについてはそこそこの量を必要とするのですが、
多くの患者さんは結果的にわずかしか使用しないで治癒するために
本人専用にした薬剤の大部分が無駄になることが判明いたしました。
また本人用に小分けした薬剤も時間の経過とともに劣化が進み、
治療途中で使用できない状態になることも判明いたしました。
従いました、8月より個人別に薬剤を保管することを中止し、
大きなチューブからピペットで取り、使用する。
そのピペットは使いまわししない。
という方法に切り替えることにいたしました。
したがって、個人持ちの薬剤はなくなりましたので薬剤管理費はなし。
とさせていただくことにいたしました。
以前に薬剤管理費をお支払い頂いた方ですが、
個人所有の分を優先的に使用させていただき、
それがなくなったもしくは変質して使用できなくなった後に
共有分から使用するようにさせていただきます。
なお、領収書には薬剤管理費の記載が残っておりますが、こちらは0円扱いとなります。
統計の処理上削除できないためですので、ご了承ください。
また、患者さんの混乱を防ぐために優先予約枠としての予約料は
金額に変更ありません。
ご安心ください。
一部の人が熱望しておりました、
お知らせです。
2019年6月より痛くないイボ治療を行う特殊外来の予約枠を
土曜日に新設することにいたしました。
4時間後にシールを剥がさないといけないので
現状予約枠は9時00分のみとなります。
土曜日に受診ができずに治療に踏み切れなかった方も
もしも時間帯に間に合いましたらご検討ください。
(なお、6月1日は一般予約が満席である都合上運用は行っておりません。
6月8日スタートとなりますので、ご注意ください。)
2019年5月16日現在、
塩化アルミの在庫がほとんどなくなっております。
大量処方には対応できませんのでご注意ください。
また、在庫枯渇の可能性もありますので、
ご希望の方は予めご連絡を頂いたほうがよいでしょう。
よろしくお願いいたします。
在庫回復しました。
処方量の制限も解除されておりますので、
ご希望のたかたは受付でお申し出ください。
新しいイボ治療を始めてから3ヶ月がたちました。
ということでここで簡単に今までの事をまとめてみましょう。
経過としてはおおよそ想定したとおりですが、一部に想定外の事がありましたので、
その後報告も兼ねて、簡単に説明をまとめてみたいと思います。
★処置時の痛みはやっぱりありません。
(ほとんど)と少しだけ弱気にお話していましたが、処置のときに痛みを感じることは
まったくと言ってよいほどありませんでした。
まあ、薬を塗るだけですからねえ。
こちらは看板に偽りなしです。
★自宅での痛みが少し出る方がいました。
処置終了後、帰宅後の状態についてですが、
こちらはどうしてもゼロにはなりません。
というのも、水疱ができてそれが押されていたくなる。
水疱が破れて痛くなる。
ということはどうしてもなくなりません。
こちらの痛みの発生頻度は液体窒素とあまり変わりはないようです。
なので、治療全期間に於いて痛みが全く出ない治療法ではありませんので、
ご注意ください。
★こんな理由で治療を中断したの?
ほとんどの方が液体窒素に戻ることはありませんでした。
唯一あった方の理由が「テープが嫌だから」でした。。。
いや、これは完全に想定外でした。
まあ、4時間ずっとテープを貼らなければいけませんので、
ある意味仕方ない面はあるのですが、
まさか、テープの刺激よりも液体窒素の痛みを取るとは・・・
いやあ、考え方はいろいろですね。
★治りやすいイボはあるか?
治療をしていると治りやすいものと治りにくいものがわかってきました。
治りやすいイボは柔らかいイボ、薄いイボです。
薄いイボは当然液体窒素でも治りやすい傾向にありますので、
ある意味当然といえばそうかも知れません。
柔らかいイボについてですが、これは薬剤の浸透が良いからかもしれません。
現時点では仮説ですが。
★治りにくいイボはあるか?
こちらは先程の項目とは逆の要因ですね。
治りにくいイボは硬いイボと厚いイボです。
厚いイボは液体窒素でも手こずります。
硬いイボもまた同様です。
なので、この治療を行う場合も最初に削って薄くすることは有効かもしれません。
★想定外の副作用はあるのか?
数はあまり多くないのですが、イボの周りが全体的に赤く・硬くなることが
ありました。
押すと少し痛みやかゆみを感じているようです。
この理由ははっきりませんがどうもある程度の確率で起きるようです。
多分イボのウイルスに対して免疫が生じて反応している可能性があります。
★効果は液体窒素とどちらが上ですか?
こちらに答えるのは非常に難しい質問です。
全体的な効果については液体窒素と同等かと思われます。
また、一部の柔らかいイボについてはひょっとすると液体窒素よりも
効果が高いかもしれないと考えます。
まずは3ヶ月行ってみて、想定以上に治療を希望される方がいること、
想定以上に効果があることを認識しています。
正直なところ、痛みが無ければ液体窒素よりも治療効果が落ちる可能性があることは
やむを得ないと認識していましたが、その考え方は改める必要がありそうです。
4月からは予約枠を更に増やすことにしました。
まずは、4時から5時までの枠を開放し、一日20人程度まで対応できるようにしています。
シールを4時間後に剥がす必要がありますので、年長児のみとなるかと思いますが、
逆に年長児にも受診しやすい時間帯を開放いたしました。
予約枠が既に溢れている夜間、土曜日の設定はまだ行っていませんが
希望が多いようでしたら開設も兼用したいと思います。
今後も(ほとんど)痛くないイボの治療を進めていきたいと思います。
さて、今度は帰宅後のお話をしていくことにしましょう。
といってもそんなに大変なものではありませんよ。
帰宅後ですが、まずするべきことは何もしないこと。
というのも、シールがずれたり剥がれたりすると薬が外に逃げてしまうので、
効果が少なくなる可能性があるからです。
なので、何もしない。
そして、4時間が経過したらシールをそっと剥がします。
大丈夫かとは思いますが、すでに皮膚に水ぶくれができている可能性があるので
一気に剥がすことで皮膚も一緒に破けてしまう恐れがあるからなのです。
シールを剥がしたあとは通常通りに生活をしていただいて構いません。
入浴も大丈夫です。石鹸で洗ってもいいですが、
ゴシゴシだけはしないようにして下さい。
翌日以降もそのままでOKです。
その後数日のうちにうまく行った場合には水ぶくれになり、その部分から
かさぶたになって取れてくる可能性があります。
そのまま次回の受診までお待ち下さい。
こんな形で治療は進んでいきます。
なによりも痛くなく治療できるということが一番のポイントですので、
痛みのないイボ治療をご希望の方は一度受診してみてくださいね。
さて、前回の記事に引き続き、ほとんど痛みのない、
イボ治療についてお話をしていきましょう。
今回は当日編です。
当日編といっても事前の準備は全く必要ありません。
外来を受診して、この治療を希望することを明示下さい。
そしたら、この治療の詳細についてプリントで説明をさせて頂きます。
費用についてですが、こちらは少し複雑です。
薬剤管理費:1000円(初回のみ)
予約費:500円(毎回)
となっております。
(2019年8月)金額改訂のために削除。
薬剤については海外から個人輸入を行った製品になります。
したがって非常に高額なものとなります。
また、多きなボトルを他人数で使用するという形はとれません。
理論的にも感染のリスクがありますから。
したがって個人持ちで使用して頂く形となります。
そのための金額となります。
基本的にはその金額は初回にお支払い頂く形になります。
個人専用チューブに薬剤を確保するためのお金とお考え下さい。
言い方は悪いですが、ボトルキープのようなものですね。
個人専用チューブに入っている薬剤はイボ50個分となります。
つまりこちらをお支払いいただきましたら延べで50個分のイボを
治療できるということですね。
なお、大きなイボや多数のイボをお持ちの方の場合は
途中でこの薬剤がなくなるかもしれません。
申し訳ありませんが、そのときには再度お支払いいただき、
購入頂く形になりますのでご了承下さい。
また、治療がうまくいき、終了となった場合ですが、
最終受診から3ヶ月間はこちらは保存させて頂きます。
3ヶ月以上を経過した場合にはこの薬剤は破棄させて頂きます。
期間が経過すると雑菌の繁殖する可能性がありますので、
ご了承下さい。
予約費についてですが、こちらは薬剤の準備を行う都合上、
「特殊外来」の枠を使用して頂く形になります。
(初回は一般の外来受診で構いません)
また、一人1回あたりの診察時間は短く、処置を行うのみという
特殊な事情がありますので、
こちらは優先診療枠となっております。
つまり特殊外来を受診された方は優先的に診察室にお呼びするという
形になります。
そしてすぐに処置を行い、ご帰宅いただけるというシステムになります。
予約費についてはこの予約枠を確保するためのお金とお考え下さい。
こちらは選定療養費として実費で負担をして頂く形になります。
(自己負担率にかかわらず、実費でいただきます)
・・・初回にお金を多めに取り、その後は毎回お金をいただくというシステムですが、
こちらは特殊な事情があります。
こちらの薬剤については個人輸入を行い、海外から取り寄せを行っております。
したがってなくなったからと言ってすぐに補充できるものではなく、
海外の休日などによっては1ヶ月以上も待たなければ行けない状況もあります。
したがってまず利用されている方の分を確保しなければいけません。
そして、イボの量の多い方、少ない方のいずれにも公平に対応する必要があります。
イボの多い方の使用する薬剤の量はどうしても多くなりますし、
小さ方はごく僅かで構いません。
その量については大きな差があります。
従って、受診回数のみで金額を負担いただいた場合、
結果的に小さなイボの方に重い負担。つまり不公平感が出てしまう恐れがあります。
小さなイボの方は少しだけ負担していただく。
大きなイボの方は薬剤が多い部分を負担していただく。
そして、薬剤がなくならないように予め確保しておく。
感染を起こさないように各自の薬剤を分離して保管しておく。
という、相反する問題を解決するために
初回:薬剤管理費
毎回:予約費
という形でお金を頂く形になりますことを
ご理解下さい。
さて、お金の話が長くなってしまいましたが、
実際の治療です。
治療はあっという間に終わります。
薬剤を準備し、ピペット(スポイト)でイボの部分に
赤い色をした薬を塗りつける。
そして、それが乾燥してピンク色の白い膜になったら、その上から
シールを貼る。
それだけで終了です。
本当に時間にして秒単位の治療です。
当然痛みも全くありません。
診察終了。
ほら痛くない。あっという間でしょ。
というと、いままで怖くて大騒ぎしていた子も
(まあ、今まで液体窒素で散々痛い思いをしてきましたからね)
キツネにつままれたような顔をしています。
そうでしょう。そうでしょう。
その後、処置部分にはシールを張ったまま帰宅して頂きます。
帰宅後には最後のお仕事として一つだけやってもらいたいことがあります。
処置4時間後に、シールを剥がして下さい。
そしてお風呂にはいって、その部分を流して下さい。
それだけです。
ここで剥がすシールですが、目的は2つあります。
1つ目は薬が他の部分にくっつくのを防ぐため。
どうしても、他の皮膚にくっつくとその部分にも水疱を作る可能性があります。
それを防ぎたい。
同様の意味で洋服などに付着することも予防したいところです。
問題はないかもしれませんが、ひょっとすると色になってしまうかもしれませんしね。
布の劣化もあるかもしれません。それは避けたいところです。
もう一つの目的は薬の効きを良くすることです。
つまり、剥がれればその分薬の効果が弱くなってしまう。
そのために、剥がれないように、薬が皮膚に密着するように、
暫くの間、皮膚にはシールを張って生活をして頂きます。
で、4時間後に剥がすということです。
なお、このシールですが、途中で剥がれれも大丈夫です。
まあ、上記のリスクは少し有りますし、治療効果も少し落ちる可能性ありますが、
やむを得ませんしね。
ということで慌てる必要はありません。
剥がして、流して、寝る。
という形で大丈夫です。
次回は翌日以降のお話をしていきましょう。