昨年に発売されたエクロックゲル、
今年にはラピフォートワイプが発売され、
腋の多汗症に対しての治療が始まりました。
以前の塩化アルミニウムに比べての評価は皆さん良いようです。
純粋な発汗量(満足するかは別として)は明らかに減少傾向あり。
また、満足度も結構高い印象を受けています。
実際にうちの娘(臨床試験年齢以上)でも使ってもらったのですが、
明らかに汗の出方は違うというコメントでした。
あと、意外だったのは手汗にも効果が出たという話です。
つまり、薬は腋の下に塗るのでその部分には比較的高い濃度の薬剤が回ります。
その薬剤は血液に入り、手の汗にも影響をしたと考えることができます。
まあ、手汗についてはおまけのような作用ではありますが、
これはこれでありがたい話ではあります。
ただし、気をつけてほしいことがあります。
手には塗らないこと。
こちら、手に塗ってしまうと、手が顔に触れたときに顔の皮膚に薬がくっつきます。
そうすると目や口についての副作用が出てしまうことがあるんですね。
なので、お約束。腋の下のみに薬は塗ってくださいね。