わかばひふ科クリニック(東京都武蔵野市吉祥寺東町)

武蔵野市・杉並区・練馬区他の赤ちゃんから子供、大人、老人まで幅広く診察をする皮膚科クリニックです。アトピーやあざを始め、水虫、とひび、湿疹などの相談・治療を行なっています。

TEL050-3355-9592


〒180-0002 東京都武蔵野市吉祥寺東町2丁目11-2 伊藤ビル1F

絵本

『たんぽぽ』

春、入園や入学、それぞれの進級で、何かと忙しい季節ですが、そろそろ落ち着いてきた頃でしょうか。

今年は桜の開花が早く、東京では4月にはソメイヨシノはほとんど終わってしまいましたが、まだまだ春爛漫、道端ではたくさんの花が咲いています。

我が家では幼稚園の行き帰り、少し歩みを止めて花々を観察しています。

ちょうど花盛りがたんぽぽ。3月くらいから咲き始め、5月いっぱい位までよく見かけます。

このたんぽぽ、3日かけて咲くことをご存知でしょうか。
私も知りませんでした。一日目の花、二日目の花、三日目の花、よく見ると違いが分かります。

 

 

そして花が終わるとしぼんで倒れます。
ところがそこでもうひと頑張りするのです!
そこから花の茎が伸びるのです。しかも尋常じゃないくらい‼︎

そして再度立ち上がり、上に向かって真っ直ぐに伸びた後、あの綿毛を開くのです!

40年以上生きてきて、知りませんでした。
娘と観察してみると、たしかに花も違いますし、綿毛になったたんぽぽの背が異常に高いことにも気がつきました。

綿毛のたんぽぽは、あとから急速に伸びたと思われる部分の茎が、色が違いました。
妊娠線みたいなものでしょうね(笑)

当たり前の風景ですが、まだまだ知らないことがいっぱい。
我が家は、春になるたび、この本を出してきて読んでいます。
ぜひ、お子さんと一緒に楽しんでみてください。

注記:我が家の娘は、フレーベル館のしぜんシリーズの『たんぽぽ』が大好きなのですが、このシリーズは月刊で、バックナンバーがなくなると購入できなくなるので、同じ内容の本を紹介させていただきました。


ピーターラビット展

ピーターラビット展に行ってきました。

作者のビアトリクスポターの生誕150周年記念ということで、渋谷のBunkamura ザ・ミュージアムで開催中でした。

実はわたくし、子供のころからピーターラビットが大好きで、絵本の他にも数々のグッズを所有しています。

子供が生まれた時には、ウェッジウッド社のピーターラビットの子供用食器を購入したかったのですが、すでに生産中止になっており、泣く泣くあきらめたこともありました。

(現在は、またウェッジウッド社で一部生産されています)

我が子にも好きになって欲しくて、親子チケットを購入してあったのですが、どうにも都合がつかず、会期終了が迫ってきたため、一人で行くことに。

平日ということもあり、おばさま(おばあさま?)集団と、若い学生さんのような方々が、主なギャラリーでした。

たくさんの原画が飾られ、ピーターラビットのお話の他にも、ポターの生涯やナショナルトラスト運動についても、たくさんの展示がありました。

資料は、とても興味深いものばかりでしたが、ピーターラビット展がある度に足を運び、特番などは録画し、たくさんの文献も読んでいたので、知っている内容が多く目新しいものはないなぁ・・と思いつつ見ていたら・・

ん???

『ピータロー兎』という資料が。

昭和15年発行の、幼年の友 という雑誌で紹介されたようですが、あまりにヒドイ(笑)

ピーターうさぎ、やピイターうさぎは分かりますが、ピータローって・・

笑わせていただきました。

ピーターラビットは人気があるからか、ピーターの生誕やら、ビアトリクスの生誕やらにかこつけて、◯周年記念がやたらとあります。

約20年ほど前に、ピーターラビット生誕100周年記念で、英国フレデリックウォーン社から、絵手紙の復刻版、私家版の復刻版、1993年にイギリスで出版された愛蔵版のセットが出たのですが、久々に引っ張り出して見ました。

当時まだ学生で、お金もなく、わずかのお小遣い生活だったのですが、どうしても欲しくて清水買いしたなあ、と感慨深いものがありました。

今回は、グッズは素通りし、絵本のコーナーに。

ピーターラビットの絵本は、絵本としてはかなり小さいサイズです。

また、子供がめくるにはサイズも紙質も難易度が高い。

下の子は、字はまだほとんど読めませんが、好きな絵本は、読めないなりに暗記した部分を読んで見たり、絵を眺めたりして楽しんでいます。

でも、一人では難しいのよね・・と思いつつ、絵本コーナーに行ったら、ボードブック版がありました!

ただ、英語版でした(苦笑)

でも、日本語も読めてないんだから、英語版でも関係ないかな、と購入して見ることに。

ただ、恥ずかしながら、英語でスラスラはとても読んであげられないなぁ、と思ったら、すぐ横に、ピーターラビットで学ぶ英語!

しかも、英語で読んでくれるCD付き!

セットで買ってみることにしました。

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日本語版は、大型のしかけ絵本を見つけました。こちらは人気らしく、最後の1点。

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ピーターラビット、好きになってくれるといいなぁ。

今回は10月11日までと終了してしまいましたが、ご興味のある方は、是非行ってみてくださいね。

いないいないおかお

いない いない おかお

1歳から2歳頃、いないいないばあが大好きになる時期があります。
最初は、やってもらって大喜び、そのうち自分でやるようになります。
そんな時に、いないいないばあの絵本が大活躍します。
うちにも何冊かありますが、どれも絵本でした。可愛いどうぶつや、赤ちゃんがいないいないばあ、するものが多いのですが、これは写真絵本!
いないいないばあ!で
本物の赤ちゃんのお顔が出てきます。次のいないいないばあは、泣き顔。次は変顔!と、可愛い赤ちゃんが次々に現れるこの絵本に、ウチの子は大フィーバー!
赤ちゃんは、同じ赤ちゃんによく反応するような気がします。たとえば、オムツのコマーシャルや、赤ちゃん雑誌の表紙など。思い当たるお母さんも多いのではないでしょうか。
この写真絵本は、赤ちゃんは赤ちゃんが好きという特性を見事に活かした絵本だと思います。
最後のページには、お子さんの写真を貼って、マイいないいないばあを作ることができます。
世界に1つだけの、いないいないばあ絵本、作ってみてはいかがでしょうか。

「たんけんライト からだたんけん」

からだたんけん (はじめての発見―たんけんライトシリーズ)

 

この本はその名の通り、ライトをてて、体の中を探検していくお話です。

 

ライトと言っても実際に光をあてるわけではありません。

この本の中には、プラスチックのページと黒いページが有ります。

付属の白い紙で出来たライトを、その2ページの間に挟むことで、

白い部分(ライトの形になっています)が浮かび上がってくる寸法です。

 

また、上手なことに、一部分しか白くなるようになっていないので、

ライトを動かすと、本当に暗闇の中に懐中電灯を当てているかのように見ることが出来ます。

 

内容はレントゲン、顕微鏡、体の中の透視など、ある意味定番ですが、

楽しんで見ることができるようです。

 

いろいろなことが気になるお年ごろの子にはちょうどいいかもしれませんね。

「パパ、ちょっとまって」

パパ、ちょっとまって! (アルフォンスのえほん)

 

我が家での定番の会話です。

「◯◯◯、お風呂はいるよー」
「パパ、ちょっとまってー」
「おーい、アルフォーンスぅ」
「違ーう!」

 

この本の少年アルフォンスはパパといつも一緒です。

でも、子どもなので、いつも遅れがち、よそ見がち、イタズラがちです。

そのたびにパパに

「おーい、アルフォーンスぅ」

呼ばれてしまいます。

そして、アルフォンスの返事は決まって

「ちょっとまってー」

なのです。

 

我が家でも、いつも「ちょっとまってー」の毎日ですが、

その言葉が出るたびに家族の誰かが「おーい、アルフォーンスぅ」と混ぜっ返します。

 

普段はイライラしがちの環境で出てくる言葉ですが、

この一言で、いい意味で力の抜けた状態になります。

パパもママも怒るに怒れません。

 

家で、いつも怒ってばっかりのお父さん、お母さん。

是非この本を呼んでニヤリとしてくださいね。

 

最後に少しだけ本のお話を。

いつも「ちょっとまってー」のアルフォンスですが、

少しだけ仕返しが出来ます。

その時の状況も読んでいてニヤリとさせられるものです。

さて、その時パパは何をしていたのでしょうか。

 

この本はパパが子どもに読み聞かせをしてほしいものですね。

 

 

 

・・・余談です。

アルフォンスというと、最初はどうしてもこの子が出てきてしまいました。

そういえはそろそろ実写映画化されるとか。

見に行きたいけど、イメージが壊されていそうで、少し怖いです。どきどき。

機動警察パトレイバー 劇場版 [Blu-ray]

子どもに絵本を読ませてみる

ちょっとした宿題があり、子どもが自分で絵本を読んでいるのを聞く機会がありました。

1年ぶり・・・とは行きませんが、数カ月ぶりでしょうか。

 

思ったよりも上手に絵本を読んでいます。

痛い時には痛そうな声で。時には優しく、時には早く。

緩急をつけながら絵本を読んでいます。

 

・・・ということは自分でもある程度文章が理解できているのでしょう。

事務長は思わずビデオを取っていました。

 

この絵本読み。

1年に1回くらいビデオに撮ってみて、どのように変わっていくのか見てみても面白いかもしれません。

 

・・・むう。なぜもっと早くに気が付かなかったんだ。

 

いたいのいたいのとんでけ (日本傑作絵本シリーズ)セミくんいよいよこんやです

シートン動物記 追記

先のエントリーに追加しようと思いましたが、少し長くなりそうなので、

独立したエントリーにしました。

 

じつは、シートン動物記を読みながら時に違和感を感じることがありました。

読み進めながらその違和感の理由を考えていたのですが、

その当時の人間が持つ、自然や動物に対する考え方が、

今のそれとはかなり異なっているのが、違和感の正体でした。

当時の人間の考え方が、傲慢で、無邪気に思えたのです。

 

これは、当時の社会を考えるとやむを得なことなのでしょう。

その考えを、今の人間はああだこうだとは言っては行けないのでしょう。

 

昔の人間の行動を現在の価値基準に照らして批評することは簡単なことですが、

その当時の空気を見ないでものを言ってはいけないのでしょうね。

子どもにもしっかりと教えてあげたいものです。

「シートン動物記」

オオカミ王ロボ/ぎざ耳坊やの冒険/ほか4編 シートン動物記 (1) (シートン動物記)

子どもの読み聞かせのために購入しました。

昔読んだことがあると思っていたのですが、完全に内容は忘れてしまい、

新鮮に読むことができます。

 

1900年頃の動物の毎日が活き活きと描かれ、楽しめます。

人間が狡猾なこと、狡猾なこと………

人間と動物の知恵くらべがまだいたるところで見られた時代の名残ですね。

 

子どもに読んであげながら、ゆっくりと楽しみたいと思います。

 

一人足りない?

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松合室から診察室に入ると中はこう見えます。

大人はこう。

子どもには…

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こう見えます。

 

おや、机の上に何かありましたね。

拡大してみましょう。

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机の上に、小さな指人形が載っています。

アンパンマンと、カレーパンマン。

佐藤製薬さんから頂いたサトちゃん。

(サトコちゃんもいますが、この時はたまたまいませんでした)

そして、ポコポッテイトのさんに・・・・あれれ?二人しかいません。

そうなんです。ムテキチがいません。

実は、ムテキチは、当クリニックの看板娘が気に入ってしまい、

手放してくれないのです。

しばらくは二人体制ですが、ご容赦ください。

 

ちなみに、ムテキチのモデルはラーテルという動物です。

タヌキではないのですぞ。看板娘さんや。

げんきの絵本 ポコポッテイト ポコポコ かくれんぼ

 

追記。

机の上に指人形がおいてあるので、小さな子はそこに向かって進んでいきます。

すると、その隣には椅子がおいてあり、

指人形で夢中の子どもをひょいと抱えて

お母さんは椅子に座ります。

それから診察を始めるのです。

いつの間にか、そんな流れができています。

「デザインあ 解散!」

デザインあ 解散!

 

絵本コーナーで、久々に出会ってしまいました。

 

『解散!』

 

ビビビ買いです。

 

我が家は教育テレビファンです。

家族みんなで楽しめる番組がたくさんあり、『デザインあ』もそのひとつ。

そのコーナーの中で、ハマったのがコレでした。

 

解散!

 

のかけ声で、身の回りの様々な物が分解していきます。

そう、みずから解散してゆくのです!!!

発想が斬新すぎます!

 

しかし、よくまあここまで分けたものです。

スタッフの皆様のご苦労がしのばれます・・・

 

それはさておき、私のお気に入りはブロッコリー。

あの花蕾ひとつひとつまで、丁寧に並べていきます。

 

他にも、ラーメン、トランプ、マンガなどなど。

食べ物から機械もの、地図やマンガまで、分けてゆくとこんなふうになるのかと、

新鮮なオドロキでいっぱいになります。

 

ただ、TVでは解散するときにお行儀よく一列に行進(?)してゆくため、

どうしても写真ではその躍動感が伝わりません・・

やはりコレは動いている映像で見たいです〜。

NHKの偉い方、ぜひDVD化をお願いいたします。