暖かくなってきました。
シャッターを開ける時に、寒さにあわてて室内に逃げ込むことが無くなったのは嬉しいですね。
暖かくなってきて、水虫の患者さんが増えてきました。
水虫の検査の回数が一気に増加した印象があります。
水虫の原因は白癬菌です。
これは「菌」は菌でも「真菌」というカビの仲間です。
カビだけに、菌糸を伸ばし、枝分かれをしながら増えていきます。
そして、水虫の薬を塗って治療をすると、白癬菌は死んでしまう。
というのも理解している方は多いかと思います。
では、どのように白癬菌は死んでいくのか?
と言われると、???と思われるのでは無いでしょうか。
実際に白癬菌に水虫の薬を加えた時の動画がありました。
見ていただくとわかるのですが、白癬菌の先端部分が破裂していくんですね。
皮膚科医でもなかなかこのシーンは見たことが無いと思います。
実際、私も見るのは初めてでした。
・・・そうか、白癬菌はこうして死んで行くのか。
知らなかった・・・