皮膚の病気は表面がガサガサするものが多くあります。
また、傷がつけばかさぶたになります。
このがさがさ(鱗屑・りんせつといいます)、かさぶたは剥がさないでくださいね。
なせな?
がさがさやかさぶたを剥くとじくじくが出てしまうからです。
このじくじく。血液の中の水分が出てきたものです。
水と違い、このじくじくはべたべたしていますよね。
このべたべたの原因の一つは血小板です。
この血小板の中には実は湿疹を悪くする成分が含まれています。
その成分が皮膚に染み出ると、湿疹が悪くなってしまいます。
また、かさぶた。
こちらも剥がしたときに血小板が出てしまい、湿疹を誘発することがあります。
また、かさぶたがはがれた後はえぐれた傷になってしまいますよね。
このえぐれた傷、かさぶたがはがれた後はどうなっているかというと、
最後にはくぼんだ傷痕になってしまいます。
ちょうど水疱瘡を剥がしてしまった後の傷痕と考えてもらえばいいでしょう。
なので、鱗屑、かさぶたを剥がしたくなる気持ちはよくわかりますが、
できれば我慢してもらった方と思いますよ。