爪の水虫、最近はいい塗り薬も出てきました。
でもただ塗れば良いというものでは有りません。
爪のダイエットも一緒にしていますか?
爪ダイエットとは、爪を削って薄く、軽くすることを言います。
なぜそのようなことが必要なのでしょう?
それは爪の生態に関わってきます。
爪とは、根本で発生したものが押されて伸びてくる死んだ組織です。
良く有るのがケガをした後に、根本から新しい爪が生えてきますよね。そのことです。
しかし、木をつけるべきは、爪が伸びるのは根本から押されるから。ということ。
何らかの理由で一度爪が厚くなると
爪が重くなる
→爪が伸びにくくなる
→爪が厚くなる
→爪が重くなる
→・・・
と悪循環になり、どんどん爪が厚くなっていきます。
そうすると、爪の中に水虫が出来た時に、なかなか爪が伸びず、取れない。
ということになってしまいます。
もう一つ、爪の表面は特に硬いという特徴があります。
逆に表面の硬い部分の下には軟かく、脆い爪が存在します。
当然水虫の薬が硬いところからは滲みませんが、柔らかいところからはしっかりと入っていきます。
効果も同様です。
したがって、爪を薄くし、軽くすることによって、
爪の伸びを良くし、薬の効きを良くするというような効果を期待することが出来ます。
高齢者の爪の水虫の治癒率はより若年者に比べて悪いのですが、
その理由の一つは爪の肥厚にあると考えられます。
爪を削って薄くするということは爪の治療の上で大事なことなのです。
爪ダイエット、試してみてください。