保湿剤と言っても色々あるんですよね。
というお話です。
実は日本は医師が処方できる保湿剤については世界でも有数の恵まれた国だったりします。
なので、海外に赴任される方は保湿剤で苦労することが結構あったりもするのです。
というか、アジア系以外は多分全然ダメかもしれません。
アメリカで薬局を覗いたときにも全然保湿剤はいいのがなかったのですよ・・・
保湿剤ですが、じつはエモリエントとモイスチャライザーに分けることができます。
エモリエントの代表格はワセリンですね。
皮膚の表面に膜を張ることによって水分の蒸発を防ぐことが目的になります。
欠点はベタつくこと。
それに対してモイスチャライザーは皮膚に水分を与えることが目的になります。
代表格はヒルドイドソフト。
このモイスチャライザーの種類は海外では非常に薄い。
薬局で簡単に手に入るものはほとんど無いかもしれません。
というか探してもなかったです(探し方がわるいだけ?)
乾燥肌には明らかにモイスチャライザーのほうがいいんですけどね。
なかなか海外では手に入りません。
ということで海外に赴任される方へのアドバイスとして
予め日本のドラッグストアで気に入った効果のある保湿剤を探しておく、
赴任後は家族や同僚などにお願いして定期的に送ってもらう。
などをお話しております、
日本の高分子技術って実は結構すごいんですよね。
こういった細かなところから実感するといったお話でした。