冬になってきました。乾燥の季節です。
手荒れの患者さんも多く、悪化再発も良く聞く話となります。
以前より取り扱いをしておりましたが、低刺激性の綿製手袋の紹介をしていきましょう。
こちら、タダのコットンではなく、特殊な加工がされたコットン製品です。
刺激感を取り除き、柔らかい肌触りの製品となっております。
手荒れ対策の手袋については随時受け付けに用意しておきますので、
ご希望の方はご相談くださいね。
TEL050-3355-9592
〒180-0002 東京都武蔵野市吉祥寺東町2丁目11-2 伊藤ビル1F
冬になってきました。乾燥の季節です。
手荒れの患者さんも多く、悪化再発も良く聞く話となります。
以前より取り扱いをしておりましたが、低刺激性の綿製手袋の紹介をしていきましょう。
こちら、タダのコットンではなく、特殊な加工がされたコットン製品です。
刺激感を取り除き、柔らかい肌触りの製品となっております。
手荒れ対策の手袋については随時受け付けに用意しておきますので、
ご希望の方はご相談くださいね。
今年の秋は短かったですね。
もう、既に西日本でも初雪が降っているところもあるようです。
さて、山形に長年住んでいて、東京に引っ越しをした後に
子どもたちの冬の登校風景を見ていて思ったことが有ります。
それは、手袋が薄いことです。
山形では、厚い合成皮革やゴアテックスの手袋をみんなしていましたが、
東京の子はあまり手袋をしていないですね。
手袋をしていても毛糸の薄い手袋をしていることが多いようです。
東京と山形の朝の気温はじつはそう大きな違いはありません。
唯一の違いは雪が降るか否かだけです。
しかも、雪が降ったほうが気温が高いこともままあります。
(放射冷却で気温が下がるため、晴れた日の方が最低気温は低くなる傾向があります)
逆に東京の子の方が指先が冷たくなっているような気がします。
東京と山形のしもやけの子のでき方に大きな差がないのは、このようなことも有るのでしょう。
この手袋も、山屋さんや。スポーツショップでしっかりとしたものを買うことが出来ます。
ですので、しもやけが心配な方は一度探しに行ってはいかがでしょうか。
先日、テレビを見ていたらウエディング雑誌の付録特集をしていました。
一番売れ行きを上げた付録が、なんと、レースでデコレーションしたゴム手袋でした。
びっくりしましたが、逆にもっとデコ手袋が一般的になってくれれば手荒れで悩む人は減ると思うのですが。
手荒れにおいて、もっとも大事なことは素肌を晒さないことです。
そもそも、手荒れは毎日の家事仕事でも悪化します。
主婦湿疹とも言われるとおり、手荒れは仕事を指定なくても出来るものですから、
逆に毎日の生活を少しずつ変えていくことが予防と治療になるのです。
手荒れで大事なことは手を濡らさないこと、石けんを付けないこと。
ですので、炊事の時、特に皿を洗う、テーブルを拭く時には必ずゴム手袋をかけたほうがいいでしょう。
可能ならば料理をするときにもゴム手袋をつけたほうがよいのですが、ゴム手袋だとゴワゴワしてしまうのが問題です。
本当はその時にも介護用の薄いプラスチックやゴムの手袋をつけて欲しいのですが。
あと、以外にも濡れた洗濯物を干すときにも手は荒れます。
多分、濡れることや、ものを触ること、こすれることが良くないのでしょう。
そのため、洗濯物をホスト機にもゴム手袋をつけたほうが良いのです。
以上の2種の家事では、濡れるので、それを予防するために防水の手袋を使う必要があります。
また、それ以外の洗濯物を畳むときや、掃除、片付けの時には綿の手袋をしたほうが良いでしょう。
あとは、以外に外出するときにも手荒れの原因は潜んでいます。
特に自転車、あとは車のハンドルを持つ時には、自分の汗で濡れる。グリップで荒れることが起こります。
その時にも本当は手袋をしたほうがいいのです。
タクシーの運転手さんを見て下さい。みんな白い手袋をしていますが、
それによって、手荒れは防止できていると思います。
最後に忘れていけないのは寝ているとき。
その時にも必ず手袋を使うことを忘れないようにしてくださいね。
1日の4/1から1/3はみんな寝ていますから。
手荒れの予防も治療も職場と家庭での対応が一番です。
治療の効果が上がるも下がるも予防が大事。
まず、毎日の生活を見てあげて下さい。
あるいは、「職場が」治すでしょうか。
昔むかしの話です。
手荒れの美容師の患者さんを治療したことがありました。
その美容院は店長の方針により、スタッフは手袋着用禁止。
もちろん、その患者さんも手袋はできませんでした。
湿疹が悪くなるのを承知の上で仕事をせざるを得ない状態をそのままにし、
放置しているそのお店の店長に怒りを覚えたことがあります。
「手荒れごときで働けなくなるようなスタッフなら辞めてしまえ(替えはすぐにきくから)」
とその店長に言われているような気がして、その美容院にはゼッタイ行かない。
と思った記憶があります。
手荒れで受診する患者さんのかなりのかたは何らかの仕事を持っています。
話を聞くと、美容師さんや床屋さん。飲食店関連の仕事をしている方が多いようです。
職場での手荒れへの対応を聞いてみると、まちまちです。
しっかりと対応してくれるところもあれば、逆にほったらかしのところもあります。
いつも仕事での対応について上司と相談するようにお話するのですが、
あまり芳しい返事も持ってきてくれる人は少ないようです。
水や何らかの化粧品・薬品を使うときには防水の手袋をする。可能なら綿の手袋をする。
時には保湿剤を塗る時間を数分作ってあげる。
これだけでも随分と手荒れや手の湿疹は良くなるのです。
このちょっとしたことをどれだけ気を使ってあげられるかは
人の上に立つ者の度量が問われることでは無いでしょうか。
もう少し、このようなことまで気を配ってあげたらいかがですか?
店長さん??