昨年秋にも記事にしたかな?
乳児から幼児期の手足のウイルス性発疹ですが、
まだぼちぼち続いています。
受診者も週に1名くらいはまだ居ますね。
症状は、手のひら、足の裏、耳の赤みとむくみ。
3箇所全部に症状が出ることもあれば、12箇所のみのこともあります。
症状も痒かったり痒くなかったり。
まず赤い点で出てきます。
それが数を増やし、繋がって赤い面になります。
その時にはパンパンに皮膚もむくむことが多い様子。
その後1週間程度経過してから、徐々に皮が一枚剥がれてきます。
更に1週間経過するとしわしわの皮膚になり、
徐々になくなっていく。経過としては概ね1ヶ月位ですかねえ。
近くの先生では診断が付かず受診される方も居ます。
この原因はウイルス。でも感染はしません。
というのも、感染していたのは多分23週間前だからです。
半分くらいかな?胃腸炎や風邪を引いていたというお話がありました。
たぶんそのウイルスの「かけら」が悪さをしていると考えられます。
かゆみがでる子には結構なかゆみのこともありますが、
ステロイドの塗り薬を使うことによって、
ある程度症状を抑えることができますし、
みんな時間とともに引いてきますので、心配しないでくださいね。