先日、外来で起きたお話です。
水疱瘡の診断の子。
お母さんに詳しく話を聞いて見ると、以前に幼稚園から患者出現のお知らせが合ったとのこと。
聞いたら。結構前ですと。
ん?
そうかな?
と思い、いつのことか再度確認すると、2週間前と。
おかあさーん。それ、まだ水痘感染警戒期間ですよー。
「結構前」という言葉がいつくらい前かという話は置いておいて、
感染症の伝播がないかを確認すべき期間は、「いつまで」としっかりと言わないといけませんね。
水痘に関して言えば、感染の潜伏期は2週間から3週間。
逆に言えば、3週間待ってみて、感染がなければもう感染することはない。
ということができます。
これを知っていれば、いつから安心すればいいかわかりますが、
「いつまで気をつけるのか?」の情報がない、感染注意の情報はただの不安のもとになるだけですよね。
ということを考えながら、診察をしてみたりして。