初夏から始まった手足口病ですが、
お盆のお休みを経て、少し落ち着いてくれるといいですね。
と思っています。
(まだお盆休み明けなので、落ち着いているかなんとも言えないんです)
そして、以前に手足口病を発症した患者さんもぼちぼち受診されるようになりました。
すでに数名出ていますが、今年の手足口病も、手足の爪が剥がれ落ちるパターンのようです。
過去にも書きましたが、その経過はみな同じです。
手足口病の感染後6週間経過して、手と足の爪の数本が同時に剥けてきます。
ぽとりと落ちるのではなく、クレバスのような隙間が空いて、それが徐々に先端部に移っていきます。
途中で剥がれる人もいますし、最後までクレバスの割れ目が残っている人もいます。
そもそも手足口病のウイルスは数種類あり、その中の一部のウイルスのみが爪に影響を与えます。
つまり、手足口病でも爪が剥がれるウイルスとそうでないものがいるんです。
で、今年は剥がれるタイプもいますよ。
というお話でした。
爪が剥がれてもびっくりしないでくださいね。