わかばひふ科クリニック(東京都武蔵野市吉祥寺東町)

武蔵野市・杉並区・練馬区他の赤ちゃんから子供、大人、老人まで幅広く診察をする皮膚科クリニックです。アトピーやあざを始め、水虫、とひび、湿疹などの相談・治療を行なっています。

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待機児童

大型マンションを建てるときには保育園と老人ホームの併設を義務化するのはどうだろう?

保育園の問題が大きく取り上げられるようになりました。

以前よりあった問題ですが、陽の目を見るようになったのは有り難いことです。

 

ご多分にもれず、ウチもダメでした。

待機番号をみると、もう笑うしかない状態。

日本氏ネとは言いませんが、もうどうにもなりません。

日本でも有数の待機児童率になっているようです。

 

でも、うちの自治体がどうしてこうなったのか?

理由は簡単すぎるほふどはっきりしています。

大型マンションが建設されたから。

子育て世代が大量に流入すれば、そりゃあ待機児童は増えますよね。

 

というわけで我が家も保育園難民化です。

 

 

じゃあ、どうすればよいのさ?

だったらそのマンションに保育園を最初から作ればいいじゃない。

と言うのは乱暴でしょうか?

 

大きなマンション(例えば100戸以上)を建てるときには

保育園、学童、老人ホームを必ず作ること。

とでも決めれば良いんじゃないの?と思います。

現状では、マンションのデベロッパーはそこで増えた待機児童まで全く責任を持つことは有りません。

増えた負担は全部自治体に押し付けていますからね。

一戸建てが増えるのとは人口密度が違いますから、インパクトもとても大きいわけです。

で、それを少し負担してもらいましょうよ。と思うのです。

(運営までデベロッパーが行う必要はないでしょうけど)

 

こんなアイデアはいかがでしょうか?

自治体は大きなマンションを建てる際には容積率を100%位余計に認めてあげる。

開発業者はその100%を使い、保育園・学童・老人ホームを設置する。

(まあ、業者にしてみれば、容積率を他の用途に使用すれば設置住戸は減り、

利益が減ってしまいますから、このくらいのメリットはあっても良いのではと思います。)

保育園・学童・老人ホームは基本的にマンションの入居者に優先的に割り当て、

余裕があれば周辺住民にも開放する。もしくはある程度の枠を周辺住民用に

用意しても良いかもしれません。

 

保育園・学童・老人ホームの運営は開発業者が行う必要はありません。

賃貸にし、運営業者に運営を委託する。

そして、賃料はマンションの管理組合に入るようにする。

使用料も運営業者と管理組合の交渉でもよいでしょう。

ただし、一つだけの条件。それは、規模を自由に変更できるようにすることです。

どうしても時間が経過するとマンションの住人の構成は変化します。

多くの場合は住人の平均年齢は徐々に上がっていくことになるでしょう。

それに伴い、子供の数もすこしずつ減少していくことが高い確率で予想されます。

なので、自由に保育園・学童・老人ホームの受け入れを変更できるようにしないと行けないのです。

もしかすると最初は保育園:学童:老人ホームの比は2:2:1位でも良いかもしれません。

でも、時間が経過するに従い、1:2:3になり、1:1:4になるかもしれません。

大事なのは需要に合わせてある程度は自由に変更できるようにすることでしょう。

 

深く考えてみると、マンションの開発業者はその土地には縁もゆかりもありません。

売ってしまえばそのままおしまい。

で別の土地のマンションを販売していく。

よいう手法で利益をあげています。

別にその方法が悪いというわけではありません。

ただ、その土地に以前から住んでいる人間はそのマンション建設で大なり小なり影響を受けます。

その影響は人口問題だけに長期に渡り尾を引くことになるのです。

 

その影響はある程度、マンションを建設する段階で配慮すべきかと考えるのですが、

いかがでしょうか。

 

あ、最後に医療機関を運営する側としては、

一緒に内科及び在宅のクリニックも一緒に作っておいたほうがいいと思いますけどね。

保育園

世の中は、4月からの保育園入園で、例年通りの激戦が繰り広げられています。

 

我が家も申込しましたが、見事に落ちて待機児童となりました。

我が家はメディアでも取り上げられてらしまうような、待機児童の多い地区。現在は、一時保育利用でしのいでいますが、それもチケットピア並みの電話予約で、一ヶ月間1日も予約出来なかった時もあります。

 

周りのママさんに聞くと、どうせ取れないから別に預け先を探した、とか、保育園に意図的に予約電話に出ないのかクレームを入れた、とか、穏やかではない話も聞きます。

また、近年の不妊治療の影響で、双子が増加。一時保育枠を双子が埋めてしまうという状況があることを、園の先生からうかがいました。

 

国は、保育園を増やしたり定員の増員など、対策をとっているとは思いますが、追いついていないのが実情。

また預ける側としても、とにかくどこでもいいから預かって欲しい、という親御さんがいる一方で、預け先を選びたい親もいます。

 

我が家は、他の施設を見学に行く余裕すらなかったため、今現在お願いしている保育園のみ申込ました。

現在、一時保育利用している園は、環境もよく、広い園庭もあり、リトミックやクッキングなどもやっています。

何より、先生方が暖かく、ここだったら私が育てるよりもいいかもしれない!と思わせてくれるような園です。

このため、英語教育やら、知育などに力を入れている無認可園もありましたが、あえて今の認可園という選択になりました。

 

ですが、同じように考えるお母さんが多かったのでしょう。通園圏を考えるとそれほど子供の数は多くはないと思うのですが、今回の申込みで120人以上の子供達が落ちたとのことでした。

 

 

我が子の養育を他人に任せるということは、大きな責任を伴います。

安全はもちろんのこと、可能な限り子供の発達にとって良い環境を選びたいのが、すべての母親の気持ちではないでしょうか。

 

今回落ちてしまったお母さんで、役所に抗議に行った方がいました。

入れなかったことを抗議したのではなく、数を増やせばいいわけではない、質の良い園を増やさなかったら意味がない。という事を申し入れたそうです。

日本の未来を作る子供達が、健やかに育つように、数合わせだけではない保育園対策を、行政にお願いしたいと思うのです。

 

ちなみに、我が子がお願いしている一時保育は、2歳の誕生日まで

あと数ヶ月しかありませんが、今の保育園ライフを楽しんでもらいたいと切に願っています。