わかばひふ科クリニック(東京都武蔵野市吉祥寺東町)

武蔵野市・杉並区・練馬区他の赤ちゃんから子供、大人、老人まで幅広く診察をする皮膚科クリニックです。アトピーやあざを始め、水虫、とひび、湿疹などの相談・治療を行なっています。

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定年

医師に定年退職は必要なのか?

開業医には定年退職はありませんよ。

自分で限界を感じたときか、社会から要らないと言われたときが

引退のときと考えています。

 

年度末になり、退職の噂が幾つか聞こえてきました。

この病院の名物先生居なくなちゃうんだってねー。

という話です。

 

だから定年退職は果たして必要なのか?

医師の世界には馴染まないんじゃないの?

 

医師の仕事は手を使う仕事もありますが、それよりも頭を使う仕事もあります。

例えば私の仕事は目と耳と口さえあれば、(あと脳みそは必要ですが)なんとかなります。

手が使えなくても指示を出してやってもらえばいいわけですし、

もしかすると耳か目のどちらかがダメになってもなんとかなるかもしれません。

(大変そうなので、やりたいとは思いませんが)

なので、年齢はあまり関係ないんですね。

少なくとも50台、60台から効率の落ちる仕事ではありません。

流石に75歳を超えると厳しいかもしれませんが。

 

その仕事の内容に対して、60歳なり、65歳なりで定年になったからやめてくださいというのは

非常に「もったいない」話だと思うんですね。

仕事もしっかりできる。組織にも馴染んでチームとしていいパフォーマンスを出している。

という時に「やめてください」でいいの?

と思うんです。

 

だから、定年制には反対。

その人が「仕事できない」とおもった時、

周りが「もう仕事をやめなさい」といった時に引退。

でいいんじゃあないでしょうかねえ。

だめ?

 

あとは医師の側から考えるとさっさと定年制のある組織から見切りをつけ脱出して

独立してしまえばいいんですけどね。

私も実際にそうしましたし。

でも、独立にはそれなりの大変さがありますからねえ・・・

 

難しいところです。