でも、なんで?通常はセール除外品だよね?と思い、
表はガーゼ生地、裏がいわゆる、
なるほど、これだと季節商品になるので、セールなのね〜。
しかも、今日は35度越えの猛暑日。
ぴったりじゃないですか!
速攻、買いました。
タグも外してもらい、早速爆睡中の娘に掛けました。
ホントにひんやりして、気持ちイイ。
調べたら、大人用の大きいサイズもありました。
実は、ひんやり冷感枕がお気に入りの娘。
外は予報通り、雷のオマケ付きの豪雨になりましたが、
TEL050-3355-9592
〒180-0002 東京都武蔵野市吉祥寺東町2丁目11-2 伊藤ビル1F
表はガーゼ生地、裏がいわゆる、
なるほど、これだと季節商品になるので、セールなのね〜。
しかも、今日は35度越えの猛暑日。
ぴったりじゃないですか!
速攻、買いました。
タグも外してもらい、早速爆睡中の娘に掛けました。
ホントにひんやりして、気持ちイイ。
調べたら、大人用の大きいサイズもありました。
実は、ひんやり冷感枕がお気に入りの娘。
外は予報通り、雷のオマケ付きの豪雨になりましたが、
お盆も終わり、学生の皆さんは夏休みの最後にむけて宿題のラストスパートでしょうか。
当クリニックもお盆休みを終え、スタッフ一同、気力を再充填して毎日診療にあたっております。
さて、子どもたちが実家に帰省し、あるいは旅行に行って来たあと、当クリニックを受診すると
お肌の状態が随分帰省前と異なる子がいます。
特にいくつかの疾患が増えた印象があります。
何故なのかも合わせて見てみたいと思います。
1)汗疹
特に背中、肘や膝の汗疹が増えた印象があります。
2)とびひ
これも明らかに増えたのではないでしょうか。
3)湿疹
意外に悪くなる方もいます。
この2つは、生活パターンやスキンケアの習慣が崩れたためにできたのでしょう。
毎日、お風呂やシャワーを浴びていたのが、交通機関に乗っている間は出来ない。
実家に帰った場合は、その家人との時間の都合が合わずにケアできない。
あるいは、色々なところに出歩くためにケアの時間が取れない。
時には、エアコンなどの冷房設備がそもそもない。
実家にいるペットやいつもと違う環境の抗原に反応してしまう。
など、様々な原因で東京でのケアと同じだけの密度でケア出来ないこともあります。
・・・実家がトトロの家みたいって言われたこともありましたねぇ。
逆に減った皮膚病もあります。
手足口病はお盆前の患者さんの数がウソのように減少しています。
病気は広がるためにはある程度の患者さんの密度が必要です。
東京都で8月上旬まで広がっていたのは、その密度が十分に高かったのでしょう。
しかし、規制することで患者さんの密度が下がったために減った可能性は有ると思います。
・・・ただ単にみんなすでにかかってしまったからかもしれませんが。
8月の民族大移動。
色々なところにその影響は見えてくるのかもしれません。
非常に興味深い話だと思います。
ある寝苦しい夜のこと。あまりにも暑い日で、一晩中エアコンをつけていました。
ふと目を覚ましたら隣で寝ている娘の姿がありません。
一体どこにと、一瞬で青くなった顔で眺め回すと、ベッドと床の隙間ですやすやと寝ていました。
どうもそのエアコンの冷たい空気が最も貯まる場所を探して自分で降りていったようです。
翌朝にけろりとした顔で、何事もなかったかのように起きて来ました。
そういえばと思い返してみると、自分も子どもの時にお昼寝で一番涼しいところを探して、
廊下で寝ていましたっけ・・・
どうも、子どもとネコはその部屋の中で一番涼しいところがわかるようです。
(ということを妻に話した所、「イヌもよ。」と返事が帰って来ました。
人間の大人だけが鈍いのかもしれません・・・)
診察室で話をしていると、「子どもがあちこちで寝ているので、元の体勢に戻すんです。」
と言われることがあるのですが、そこまでしなくてもいいんじゃないかと思います。
また、洋服についても同様です。
自分で脱いでしまうのは暑いからです。
半袖を脱ぐならタンクトップに。タンクトップを脱ぐのなら腹巻だけにしてしまえばいいのです。
・・・とここまで話をするとよく言われるのが、
「風邪を引いたりしませんか」ということ。
でもね、風邪はウイルスでかかるので、周りに調子の悪い子がいなかったらそんなにそんなに風邪を引くことはありません。
また、もうひとつは、「寒くなったらどうするんですか?」ということです。
でも、この言い方は自分の子どもの力を信じきれていないように思えます。
寒くなったら、今度は子どもは自分で動いて、温かいところを探しますよ。
時々、親にピッタリとくっついて眠っていますが、これは温かいところを探して、
その結果、自分で決めてくっついていますから。
まあ、そのまま見ててあげるのが一番だと思います。
梅雨も終わり、夏がやって来ました。
その途端、外来にはあせもの患者さんであふれるようになりました。
このあせも。一体何が皮膚の表面で起こっているのでしょうか。
実は汗疹の研究はほとんど進んでいません。
何故かはわかりません。
多分、汗疹で命を落とす人がいないからかもしれませんが。
一般的に目にすることの多い、皮膚科の病気の中でここ数十年ほとんど最も研究が進んでいないのが、
この汗疹と、しもやけでしょうねえ。
汗疹には2種類あります。
紅色汗疹と、水晶様汗疹です。
紅色汗疹は一般的なあせも。子どもに出来るのはほとんどがこの紅色汗疹です。
水晶様汗疹とは、高熱を出した後に、本当に汗が溜まった水ぶくれが皮膚の表面に出来る状態です。
中に汗の溜まった水疱がきらきらして見えるので、この病名になりました。
これに対して紅色汗疹がどうして起きるのかについてははっきりとした説明はほとんどありませんでした。
教科書にもはっきりとしたことは書いてなかったのです。
新しい話しが出てきたのは2006年の事です。
徳島大学とユニ‥チャームの合同研究グループがひとつの事実を発見しました。(メーカーHP)
それは、汗疹の出来る所で表皮ブドウ球菌が異常に繁殖していることです。
つまり、紅色汗疹が出来るメカニズムは以下と考えられます。
1)局所皮膚の湿潤や温熱により、皮膚常在菌である表皮ブドウ球菌が異常に繁殖する。
2)表皮ブドウ球菌がリポ多糖を分泌する
3)リポ多糖が物理的に汗管を閉塞させる。
3′)リポ多糖に対し、皮膚表面で炎症反応を誘発する
4)そのため、赤いぶつぶつの汗疹が出現する。
したがって、汗疹の治療、
1)ステロイド外用剤←炎症反応を抑制する
2)抗生剤←表皮ブドウ球菌を抑制する
3)お酢←リポ多糖を破壊する
などはそれぞれ効果を発揮するのです。
ただし、この表皮ブドウ球菌は皮膚の表面に存在する細菌です。
つまり、シャワーで流すことは可能です。
何度もシャワーをあびることも立派な汗疹の予防策であり、治療です。
ぜひ、シャワーを上手に利用してみてくださいね。
梅雨に入り、蒸し暑い日が続くようになりました。
みなさんはどのように毎日をお過ごしでしょうか。
今回は特に小さな子のいる家庭での、夏の夜のエアコンの話をしたいと思います。
結論から述べると、積極的に使うべきでしょう。
問題は使い方です。
必要なら使う、必要なければ使わない。
そのメリハリをしっかりとするべきかと思います。
エアコンを使わないデメリットは何か?
まず、汗をたくさんかくこと。特に小さな子はアセモができやすいです。
また、寝てくれない。また睡眠の質が落ちること。
良く眠れないと、起きている時の質も悪くなってしまいます。
湿疹がある子の場合は特に痒みが強くなってしまい、湿疹が悪くなってしまいます。
逆にエアコンを使わないメリットは何か?
まあ、電気代は減りますね。でも、メリットはそのくらいでしょうか。
次に、エアコンの上手な使い方です。
基本は、除湿⇒冷房。間欠的⇒連続的。
の2つです。
除湿のみで落ち着くなら、それのみで済ませる。
間欠的につける状態で落ち着くなら、それのみで済ませる。
のが良いでしょう。
特に、ずーとつけなくても大丈夫そうならば、
まず、寝入る時に1時間だけタイマーでつける。
または寝る前(お風呂に入っている時にでも)キンキンに冷やしておく。
ことで、寝入りばなの寝苦しさを抑えることが出来るでしょう。
途中で暑く感じたら、そこで1時間だけスイッチを入れる。
というように連続してつける必要は無いことも多いです。
最後に子供の様子を見てあげて下さい。
寝付きが悪い、途中で何度も起きてくる
という時には部屋の温度が高いことが考えられます。
まず、寝間着の厚さや枚数を調節する
布団の厚さや枚数を調節する
ことを考えて下さい。それでも難しいならエアコンも仕方ないと思います。
でも、子供って、よくわかっているのです。
部屋の中で一番涼しいところを。
変な所で寝ていたら、多分そこが部屋の中で一番涼しいところです。
この勘の良さは親も見習いたいものですね。