わかばひふ科クリニック(東京都武蔵野市吉祥寺東町)

武蔵野市・杉並区・練馬区他の赤ちゃんから子供、大人、老人まで幅広く診察をする皮膚科クリニックです。アトピーやあざを始め、水虫、とひび、湿疹などの相談・治療を行なっています。

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〒180-0002 東京都武蔵野市吉祥寺東町2丁目11-2 伊藤ビル1F

台風

今週あせもが多かった理由(2024年8月)

今日はあせものお話。

 

いやあ、今週はあせもが多かったですねえ。

ということでどうしてそのようなことになったのか簡単に解説します。

 

まず要因の1点目は台風ですね。

台風は南から湿った空気を連れてきます。

今回の台風10号でも東京にやってくる雨雲は常に南からでした。

そして雨を降らせたわけですが、もう一つの特徴として湿度もつれてきました。

常に、一日中、湿度100%です。まあ室内はまだましかとは思いますが、夏の晴れの日よりも明らかに湿度は高いです

ということは汗はずっと蒸発できずに皮膚の表面に滞留します。

そのためにあせもを生じる結果になりました。

 

要因の2点目は新学期です。

まあ、学期前からかもしれませんが、スキンケアのレベルがどうしても落ちてくるんですよねえ。

そして新学期が始まると一気に下がる。

という現象が発生します。

今日の外来でも「忙しくて朝のシャワーが出来ません」という声を何度聞いたことか。

当然汗を流すことができないので、汗が皮膚の表面に滞留する時間が長くなります。

そのためにあせもが生じる結果になりました。

 

 

あせもの要因は汗であることがご理解いただけるかと思います。

ではあせもの悪化する要因は何かというと、汗の量と汗の付着時間です。

 

それが今週は、台風で汗の量が増える。

そして忙しくてシャワーが出来なくて汗の滞留時間が増える。

結果として汗疹が一気に悪化するというケースが発生したようです。

 

一般に夏休みの後半はあせもの頻度が下がってくるものですが、

今週は気候的な要因と社会的な要因が悪い方に組み合わさった結果として

あせもの子が多く受診することになったようです。

 

ちょっとしたことで皮膚は大きく変化するんですよねえ…

実に興味深いのです。

<診療枠は通常通りです>診察時間変更のお知らせ(2024年8月28日)

台風10号接近のため、8月28日水曜日の診察時間は

17時までとなります。

(8月26日9時追記)

28日水曜日は通常通りの診察を行います。

 

また今後の台風情報によっては更に診察時間を変更する可能性もありますので、

WebもしくはTwitterをご確認ください。

2019年10月12日土曜日の診療は台風のため休診となります

12日の診療についてのお知らせです。

 

大型の台風19号が日本に向けて接近中です。

関東地方に到達するのは12日土曜日夜から翌13日朝にかけてと考えられますが、

それよりも早く交通機関に影響が出る可能性があります。

 

10月9日18時現在では診療は通常通り行うことを予定していますが、

気象環境、交通機関の状況によっては時間に変更が発生する可能性があります

10月10日0時現在の情報によると、11日金曜日夜から12日土曜日にかけて

暴風及び豪雨が予想されます。

12日土曜日の診療については縮小体制もしくは休診の可能性が高くなりましたので、

診察を予定されている方はご注意ください。

10月10日12時現在の情報では台風の進路と到達時間はほぼ定まってきました。

また交通各社は計画運休を検討中であり、12日13日に実施されることは確実視されています。

これらの状況を鑑みたうえで、患者様やスタッフの安全を最大限に守るためには

12日土曜日の臨時休診はやむなしとの結論に至りました。

今後、11日金曜日夜間診療、12日受診予定の方に順次電話で連絡を行いますが、

余裕のある時間帯に変更をお願いいたします。

 

また、夜間のみしか受診できない方を対象として10日木曜日は

17時半から19時まで外来を開けて対応させていただきますので、

併せてご利用を兼用ください。

(スタッフの都合により、看護師無しでの診察となります。

SADBE局所免疫療法、ナローバンドUV、採血等は行なえませんので

予めご了承ください)

 

最新の情報については当ブログに記載いたしますので、

当院受診予定の方はご注意ください。

蕁麻疹が増えてきました(2019年9月)

ここ数日の印象なのですが、蕁麻疹が増えてきたようです。

 

・・・蕁麻疹って感染するっけ?

と思ったからは鋭いですね。

蕁麻疹は感染するものではありません。

ただ、同じタイミングで広がった(用に見える)こともあるのです。

 

蕁麻疹の原因は感染症と疲れ。

まあ、疲れることによって感染症にかかりやすくなる面もあると言えますが・・・

 

ちょうど学校が始まって一週間から二週間。

どうも子どもたちに疲れが溜まってきたようです。

 

また、ここ数日の台風のドタバタ騒ぎもありました。

ここ数日間は台風の影響で気温が一気に上がり、体力を消耗したこともありました。

 

その影響で蕁麻疹の患者さんが一気に増加したものと考えられます。

 

・・・結局みんな台風のせいじゃあ無いですか。

まったくもう。

災害時の診療をどうすべきなのか(2019年9月)

台風一過しました。

しかしすごい台風でしたね。

 

また、日曜日の夜中から月曜日早朝に来る台風というのも

非常にいやらしいものがあります。

なにせ仕事をどうすべきかの判断ができない。

またそれを知らせる手段がないと来たもんだ。

 

今回は9日月曜日午前中の臨時休診の判断が遅れ、

ご迷惑をおかけしました。

 

今後、このような状況になった場合にどうすべきかのか

スタッフ一同検討を進めているところです。

決定次第ブログで開示を進めていきたいと考えております。

 

よろしくお願いいたします。

2018年10月1日は通常通り診療を行います。

2018年10月1日月曜日の診療時間ですが、

台風24号の影響により、一部変更もしくは休診となる可能性があります。

 

台風の進路情報によるので、まだ確定ではありませんが、

診療時間の変更については随時当記事にて通知いたします。

診療を希望される方は随時ご確認をお願いします。

 

2018年10月1日 9時現在

診療時間:通常通り

を予定しております。

なお、トイレ故障が見つかりましたので、

申し訳ありませんが、院内でのトイレは使えない状態となっております。

2017年10月23日 診療時間変更のおしらせ

2017年10月23日月曜日の診療ですが、

台風21号のため、診療時間が変更となります。

 

10:00-12:00 休診

13:00-14:00 休診

14:00-17:30 一般診療

18:00-19:00 夜間診療

 

となりますので、ご注意下さい。

なお、台風の進路状況によっては休診の時間がより長くなる可能性もありますので、

当ブログ及び当院Webのトップページをご確認下さい。

なお、iCallへの掲載はありませんのでご注意下さい。

 

台風の日は、足を拭いて水虫の予防を

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今日は台風です。

娘の学校もお休みになりました。

武蔵野市の小学校もお休みでしょうか?登校する子は今日はいませんでしたね。

ということで、台風の日のお話です。

 

大人の病気で台風の後に増えるものはなんだ?

答えは水虫です。

 

理由は当然ながら濡れること。

もちろん湿ることもあります。

 

水虫の原因菌は真菌です。難しい言葉のように聞こえますが、

要するにカビ。

カビですから、当然温度が高ければ増えますし、湿度が高ければ増えます。

後もう一つ、増える要因は、ふやけることです。

ふやけると皮膚は弱くなります。

そして、その後たとえ乾燥したとしてもそのバリア機能は以前よりも低いものです。

したがって、水虫はつきやすくなると考えられます。

 

対処法は濡らさないこと。

・・・といっても台風の日には難しい物があります。

では、せめて、濡れた足をすぐに乾燥させて下さい。

それだけでも、かなり水虫の感染率は下がると考えられます。

当然、一緒に靴も乾かして下さい。

余裕があれば、替えの靴下、替えの靴は用意しておきたいものです。

 

台風の後にはとびひが増える

2週連続の台風襲来。

まさかと思いましたが、同じようなコースをたどるんですね。

今回は台風の後のお話です。

 

印象として、台風の後にはとびひの患者さんが増える印象があります。

 

とびひとは黄色ブドウ球菌が皮膚の表面で繁殖することによりおきる病気です。

きっかけはいろいろあります。

アトピー性皮膚炎や乾燥肌など、皮膚のトラブルのある子によくできやすいです。

また、夏に多く出る病気でもあることから、温度や汗などが影響していると考えられます、

 

では、なぜ台風の後にとびひが増えるのでしょうか。

原因は様々あるかと思いますが、ひとつは湿度の可能性があります。

台風とそれに伴う雨によりその地域の湿度は100%に近づきます。

そうすると汗をかいても蒸発できず、皮膚の表面に貯留します。

そのためにとびひが起きると考えられるのです。

 

もちろんとびひの出現と拡大の間には数日のタイムラグが有ります。

(また、台風通過中は病院には行く気になれませんしね)

そのため、台風が過ぎた後にはとびひの患者さんを診察する事が増える。

というわけで、台風の後にはとびひが増えるのでしょう。

 

先週の台風の時にはそのような影響がありました。

今週の台風はどうでしょうか。

気温は確かに下がって一般的にはとびひにはなりにくい気候になっています。

 

患者さんの数はどうかな?