GWも終わり、そろそろ運動会の準備が始まった学校も有るようです。
今回はその運動会と皮膚科のお話。
小学生によくある皮膚の出来物といえば言わずとしれたイボです。
正式名称は尋常性疣贅。
皮膚にしっかりとくっついているために薬では取ることができず、
液体窒素による処置は最も一般的です。
実は、これが運動会とは相性が非常に悪いのです。
液体窒素の処置の目的はイボごと皮膚を水ぶくれにすること。
で、運動会やその練習でその水ぶくれが破れてズルムケになってしまうことがままあります。
運動会は結構な割合で裸足でおこなうので、皮膚が剥けた状態では
かなり辛いことになってしまいますよね。
ということで、運動会のまえ1週間程度は
足の裏や足の指のイボの処置は控えておいたほうが良さそうです。
自主休診でも構いませんよ。
でも、運動会が終わったら早めに処置は再開しましょうね。