信玄餅ってご存知ですよね。
そう、山梨の有名銘菓なのですが、私が信玄餅だとだと40数年信じていたのは、正式には『桔梗信玄餅』だったのです・・
正確には、『信玄餅』は、山梨県北杜市にある金精軒が製造しているものなのだそうです。
お恥ずかしながら、今回金精軒に行くまで知りませんでした・・
さて、信玄餅といっても色々な信玄餅があるようで、調べてみると、信玄餅、水信玄餅、生信玄餅とありました。
またまた恥ずかしながら、水信玄餅の存在を知ったのは、ローソンの某和菓子がコレとよく似ている、というネット情報からでした。
餅系が大好きな我が家の女子は、そのコンビニスイーツに飛びついたのですが、折角なら本家本元の水信玄餅なるものを食べたくなったのです。
ちょうど、山梨方面にお出かけ予定があったので、いざ調べると、行列するとか、午前中じゃないと売り切れるとか、なんだか不穏な情報がチラホラ。
ならば、開店前に行かないと!
と思い、8時40分頃到着すると、すでに第二駐車場の看板・・
とりあえず車を停めお店に行くと、すでに大混雑。とっくに整理券が配られており、番号は108番でした。
整理券101番からは、10時からお店に番号順に並べるとのこと。100番までが開店と同時に並べるようです。
なんでこんなに混んでいるのか。
その理由は、材料にありました。
水信玄餅は、白州の名水を寒天で固めただけのお菓子だったのです。
そこに、きな粉と黒蜜をかけていただくのですが、プルプルの食感を追求し、おそらく寒天の量をギリギリまで減らしてあるのだと思います。
そのため、形が崩れてしまうことから、運搬はできず、また常温下では、水が染み出し続けて寒天がしぼんでしまうそうです。
そのため、当日作った分のみ、本店と韮崎店のみで食べるようになっているのです。
しかも、製造は6〜9月のみ、販売は土日のみです。ここでご注意ください。祝日は販売していません。
お盆期間も、土日のみになるようですので、HPなどで確認してからお出かけになることをお勧めします。
さあ、指定された10分前に集合すると、番号を呼ばれ、順番に中へ入り、また並びます。
いわゆる、田舎の民家のお庭だったところのようです。ここで10分くらい並び、いよいよ購入!
狭いので、商品の受け取りは一人でOK。
4人分まで、一つのトレーにのせてくれます。私は先に席へ。
屋内のベンチで食べるもよし、外のテントで美味しい空気と一緒にいただくもよし。
いよいよ、お目にかかります。
まず、ものすごい透明感です!
名水ですから当然かもしれませんが、寒天やら混ざりものがあると、多少は濁るものですが、全くありません。水が形を保ったらこんな感じ、という形容詞がぴったりです。
そこにきな粉と黒蜜をかけていただくのですが、ぷるんとしていますが、粘りがないので、サクっとしています。もちっぽくないのです。わかるでしょうか・・
サッパリ、美味しい〜
この水信玄餅は、お一人様一個限定で、冷茶つきで300円です。
夏休みは激混みのようですので、6月と9月の週末がオススメのようです。