前回の記事からすこし時間が開いてしまいました。
今回は実際に書籍をリアルで保管するための方法について考えたいと思います。
キーワードはコンテナ化です。
コンテナといえば何を思いかべるでしょうか。
鉄道のコンテナ?船のコンテナ?
実はこのコンテナという考えからは20世紀の物流において、大きな役目を果たした発明だったのです。
つまり同じ規格にすることで取回しを便利にする。
パッケージ化したまま輸送することで、港での作業を減らし、流通末端までそのまま運んでいくことができる。
と言った利点があるのです。
書籍や雑誌についても同様のコンテナ化を進めることができます。
同じサイズの箱を用意し、その中に書籍や雑誌を入れておく、
運搬も便利になるし、保管も便利になります。
必要があれば蓋のみ開けておけば、棚の代わりにもなるのです。
ここでこのコンテナ化に必要な条件を考えてみます。
まず、あまり必要なサイズがあること。これは当然ですね。
逆に大きすぎても行けません。
なぜかといえば、運べないから。
大凡の目安として女性で15キロ、男性で20キロくらいでしょうか。
これより重くても何とか運ぶことができますが、取り回しが大変です。
特に肩より高いトコロに持ちあげるのが非常に難しくなってしまいます。
もう一つ大切なのは安いことです。
コストを掛けるのはあまりおすすめできるません。
1個あたり500円以下。可能であればタダで何とかしたいものです。
といろいろと探していました。
過去に山形で使っていたのは、1.5lペットボトル梱包用のダンボールでした。
1.5l×8もしくは2l×6の梱包用ダンボールが丁度良かったのです。
その時には引っ越しの時間が取れず、苦肉の策でしたが役に立っていました。
引越し先の病院の自分のブースの本棚の上にはこのダンボールの蓋が開けられ、中の雑誌が見えるようにおいてありました。
でも、これって、見栄え悪いんです。
もう一つの問題は奥行きが深いことです。
なかなか代わりになるいいものは見つかりませんでしたが、最近丁度良い物を見つけました。
それは、ヤマト運輸の宅急便用ダンボール100サイズです。
今までは子供服を保管するのに120サイズはよく利用していました。
でも、書籍や雑誌を入れるには120サイズは少し大きかったのです。
今回、ためしに100サイズを使用したところ、ドンピシャの大きさでした。
横置きにすれば丁度B5サイズの雑誌を入れることができます。
縦置きにすれば大きな書籍や図譜なども入れられるサイズです。
外の印刷も白い段ボールで、クロネコのロゴがしっかりとありますが、
ペットボトルのダンボールのように無秩序に見えることは無いでしょう。
(え、同じ銘柄を揃えればよい?そんなコトするのにどのくらいの時間がかかると思っているのでしょう)
他にも引越し業者さんや雑貨屋さん、ホームセンターにもいいものがあるのかもしれません。
でも、クロネコやコンビニは少し行けば必ず営業所はあるのです。
クロネコは電話すれば持ってきてくれるので、手間もあまりかかりません。
ぜひ試してみてください。