今回はライナスの毛布のお話です。
条件が揃えば、ライナスの毛布は1週間かからずに創ることが出来ますよ。
というお話です。
我が家はタオルになりました。
ライナスの毛布については以前にここでも書いたことがありますが、
子どもが何かに執着する行動、およびその執着対象のことを言います。
みなさんも有りませんでしたか?あるぬいぐるみをずっと持ち歩いていたとか、
タオルを手放さなかったりとか。
このライナスの毛布。メリットとデメリットがあります。
メリットは、それさえあれば周囲がどんな環境でも安心していること。
デメリットはなくした時の問題。
まあ、離脱の問題もありますが、それはまだ先なので考えないようにしましょう。
この毛布には一定の特徴があります。
特有の匂いや肌触りが有ることです。
「特有」と言ってもこれは人それぞれなのですが、
どうも有る一定の条件を備えたものしかライナスの毛布候補にはならないようです。
その中でも大事なものは手触りです。
ふかふか、ふわふわしているもの、触り心地が優しい物でなければなりません。
一般に「安心毛布」として売られているものもありますが、手触りの条件を考えると、疑問符がつきます。
では我が家はどうなったのか?1歳3ヶ月の下の娘の行動を見てみましょう。
始まりは先週の土曜日です。
フェイラーのタオルをとある方に頂きました。
フェイラーの名に恥じず、ふかふかの肌触りです。
その日の夜、敷布団の上にそのタオルを敷き、その上で寝かせました。
翌日までそのタオルを握りしめながらぐっすりと寝ています。
その翌日も同様にして眠りました。
更にその翌朝、起きた娘が指にしっかりとそのタオルを握りしめているでは有りませんか。
そして、居間まで歩いて行く時もそのタオルをしっかりと握っています。
あたかも自分の物と主張しているかのようです。
当然取り上げたら怒りますし、取り返しに来る状態になりました。
これでライナスの毛布の出来上がりです。
この経過を見ていると、いくつか気がつく点がありました。
当然ですが、
1)肌触りがいいこと
も大事です。
それ以外にも
2)色やデザインが気に入ったこと
も当然ですね。1歳児でもすでに好き嫌いがだいぶみられます。
うちの娘は動物柄のポップな色合いのものでした。
3)自分の物だと思うこと
これも大事なようです。自分のものだと思うことがお気に入りに
繋がるようです。
と、このように我が家ではあっという間にライナスの毛布が出来ました。
狙っていた?実は半分くらい狙っていました。
大成功です。
でも、タオルは大きすぎる?と思われる方も居るかと思います。
実は同じ柄の小さなハンカチが有るんですね。
外に行く時にはそのハンカチを使えば、かわりになる。
という訳です。