先日、台所で紅茶を飲んでいたら、娘に怒られました。
曰く、お茶を飲むときは座って飲みなさい。
なんで台所で立って飲んでいるの!
とのこと。
いや、これ、あなたが生まれたからなんですよ。
先日も、電動ポットからこぼれたお湯によるやけどのニュースが新聞に有りました。
診察をしていてもポットのお湯は赤ちゃんのやけどの原因では良くあるものです。
自分の子供にやけどをさせて、落ち込んでいる家族の人に面と向かって言ったことはありませんが、
親御さんにはまず、
「電動ポット/湯沸し器はそもそも必要ですか?」
ということを考えて欲しいのです。
当たり前のように家に居座っている電動ポットですが、我が家にはありません。
まあクリニックを開業するときに休憩室用に購入しましたが、使用頻度はあまり高くは無いのです。
(ガスコンロが休憩室に無いために購入したようなものです。)
だって、必要な時にコンロでお湯を沸かせば電動ポットは要らないんじゃない?
と思うのですよ。
ポットにいつもお湯が入っていることのメリット。
お湯がこぼれてやけどになり、ひふに傷跡を残すリスクが有るというデメリット。
その2つを比べた結果、専門家としても親としても、ポットは使わないことを決断したのです。
食後の紅茶やコーヒーを飲みたくなった時は、
台所に居すわってヤカンでお湯を沸かし、シンクの上で飲んでいました。
コップの中身が残った状態でおいておくときにはシンクの中に必ず置く。
まあ、結局シンクに置くのも面倒くさくなり、大体一気に飲んでいましたけどね。
で、娘におこられるわけですね。
いやはや。