ブラックジャックといってもモグリのお医者さんの話ではありません。
よろしくでもないですよ。
今回はトランプのお話です。
恥ずかしいお話ですが、娘の算数を教えるのに苦労しています。
まあ、先取りなので難しいのも当然なんですが、繰り下がりのない引き算でドツボにハマってしまいました。
その苦手意識を何とかしようとしておもいついたのが「引き算ブラックジャック」です。
ご存知、ブラックジャックはトランプのゲームの1種です。
大雑把に行ってしまえば、カードの目の合計が21により近くなるよう。そして、超えないようにしたほうが勝ちというものです。
カジノでもメジャーなゲームでもあり、一節によれば、負ける確率をかなり低くできるというゲームですが、
まあ、小学生相手に白熱しても仕方ありませんし、難しいルールを作るのもなんですから、
簡単にしてしまいましょう。
細かいルールを除いてしまえば、ブラックジャックはただの足し算です。
ですので、逆に引き算にしてしまうことも簡単です。
最初21に設定し、ゼロに近づければいいだけの話ですから。
でも、娘のツボは繰り下がりのない引き算ですから、21ではちょっと難しすぎます。
なので、そこも替えてしまいましょう。
ルールはこんな感じです。
・最初の数字は9です。
・カードを引いていき、9からその数字を引いていきます。
・その数字がより0に近いほうが勝ちです。
・ただし、数字がマイナスになってしまったら無条件で負けです。
こんなざっくりとしたものです。
ああ。大事なことを忘れてしまいました。
9以上のカードはすべて取り除いてくださいね。
そしてこの引き算ブラックジャックですが、様々なバリエーションを作ることができます。
足し算でも構いません。引き算でも構いません。
最初の数字と目標とする数字は様々に選ぶことができます。
(トランプカードの調節は忘れずに)
数字についてはサイコロを利用してランダムにすることもできます。
算数の苦手な子と言うのはよく聞く話です。
でもなぜか皆トランプは大好きです。
トランプでゲームをしながら算数の勉強もさせる。
その一つのツールとして引き算ブラックジャックはありかなと思います。
最後に一点だけ。
これで子どもがギャンブルにハマったという苦情はお受けできませんので、
あしからずご了承くださいな。