少しずつ秋も深まっていく毎日ですが、
ときに聞かれるのがこんな質問です。
少し考えてみましょうか。
といっても、一律に考えることは難しいので、いくつかのパターンに分けてみましょう
1)自分で洋服の脱ぎ着ができる年齢
2)自分で洋服を着替えることができないが、ある程度自由に動ける年齢
3)まだ自分で動けない年齢
という3つの区分に分けてみましょう。
まず1)から。
概ね3-4歳以降といったところでしょう。
まあ、自分で洋服の選択ができるかという判断も必要になるので、大雑把な区分ですが、
結論は
「放っておく」
で十分です。
寒かったら自分で温かいパジャマを選びますからね。
寒そう?自分で選びますから大丈夫。
まあ、毎日布団にくるまっているようでしたら、暖かいのにするように
声をかけてあげても良いかもしれません。
大汗をかいていたり、布団をけとばして寝ているようでしたら
そのままでも全然問題ありません。むしろ厚着の害が出てしまうでしょう。
次は2)です。より小さな年齢の子ですね。
概ね1歳くらいからと言うことになります。
この年齢の場合、親の介入がある程度必要になります。
パジャマの選択ですが、まず布団をかけて様子を見てみましょう。
蹴飛ばさないのであれば、少し厚手のパジャマに変えてあげても良いかと思います。
蹴飛ばしているときは少し様子を見てあげましょう。
途中で布団に潜り込むときは厚手に変更。布団を蹴飛ばしたままのときは
そのままのパジャマで問題ありません。
暑いときには布団をけとばす。寒いときには布団に潜り込むという行動を
無意識のうちにしていますので、そんなに心配は要りません。
布団に潜り込む=寒いかもしれない。と考えて大丈夫です。
最後に3)のパターンです。大体1歳くらいまでですかね。
実は一番むずかしいのがこの年代です。
暑い寒いの判断が難しいんですね。
一つの基準は少し薄めにするということ。
親と同じ枚数、同じ布団のときには子供は絶対に暑くなっています。
なので、基本マイナス1枚くらいでも十分です。
あとは暑いかどうかの基準はすぐに寝入ってくれるかです。
暑いときはぐずってしまいます。で、なかなか寝てくれません。
暑くなければすぐに寝てくれます。
寝入りばなに子供がぐずっているときにはまず布団を1枚剥がしてください。
それですやすや寝るようでしたら少しパジャマが暑いんですね。
もう少し薄手のものに変えてあげるようにしましょう。
すんなりと寝てくれるときにはパジャマの暑さはそれで十分です。
その子の性格や、面倒臭さとの兼ね合いもあるので、この問題は少し複雑になることもありますが、
概ねこのような考え方で良いかと思います。
これからの季節のパジャマ問題ですが、こんな形で考えてみてはいかがでしょうか?