ご無沙汰しております。
ブログ記事を書くのは久し振りですね・・・
でも、ここ1ヶ月は何もしなかったわけでは有りませんよ。
いろいろとやっていました。
ただ、花粉症が落ち着かず、なかなか仕事が進みませんでした。
結果としてここまで手が出せませんでした。
でも、もう花粉もピークアウトしたみたいなので、少しずつ記事も書き進めてきたいと思います。
ことし3月の仕事のテーマは2つありました。
一つは4月からの診察時間の変更。
もう一つはデータの保護です。
ちょうど今年の3月11日は東日本大震災から5年が経過した日でした。
医療機関の責任者として、あの地震の大きな教訓はデータの保護にありました。
被災し、津波に全てデータを持って行かれてしまった医療機関が多数ありました。
それによって診療の継続に支障をきたす事が多々ありました。
当然被災者の方が薬の詳しい内容や症状の経過、検査データの精密な情報を持っているとは
限らないわけして、そのために結果的に適切な医療が受けられなかった。
ということも起きています。
昔からの医療機関でしたら、紙カルテですから、データをコピーするのは至難の業ですが、
最近の医療機関であれば情報は電子カルテを始めとして電子化されています。
そのためにデータのコピーという作業は手間を厭わなければそんなに面倒なものでは有りません。
というわけで先月はせっせと診療データを中心とする重要なデータをハードディスクにコピーする作業をずっと
行っていました。
でも、結構大変。コピーに一日以上かかることもざらにありますし、データファイルの量も多く
気長に行う必要があります。
そして、コピーが終了したデータを梱包し、宅急便で田舎に送ります。
都内にも1個送りましたが(場所はヒミツです)
もう1回最初からデータのバックアップを取るのも前回と同じだけの時間がかかってしまうわけです。
結果として1ヶ月弱かかってしまいました。
という訳です。
でも、本当はこれでおしまいでは有りません。
あくまでも発送したデータは2016年3月というある時点でのデータに過ぎません。
現在も毎日診察をすればデータの中身は追加され、書き換わっていきます。
それをまた今度コピーして保管するという作業を定期的に行う必要があるのです。
データのおせわをするのも大変です・・・