日本皮膚科学会のホームページから
ロドデノールについてのFAQが更新されました。
各新聞社からもニュースにもなっています(産経新聞)。
これらの公開情報を簡単にまとめてみましょう。
9月1日現在のカネボウからの情報によると、ロドデノールの影響を疑う脱色素班の方は9959名
日本皮膚科学会の特別委員会で調査した方が748名
経過を確認できた方が259名
となっています。
その経過を追えた方で
使用中止後6ヶ月が経過した方は50名
改善、治癒した方は29名
となっているようです。
現在も調査中であり、もう少し経過もはっきりしてくるかと思います。
また、いくつかの事実もはっきりしてきました
・日に当たる部分に外用した方は症状が強い。
・何種類も重ね塗りした方は症状が強い。
ということもわかってきたようです。
また、9月2日のクローズアップ現代も大きな反響を呼んだようですが、
これに対しても日本皮膚科学会の委員会より反論がなされたようです。
いずれにても、詳しい情報が集まるのはまだまだのようです。
また、気になるニュースも出てきました。
詳細ははっきりしませんが、ロドデノール以外の製品を使用して白斑になった方も
いるような話が出ています。
まだあまり話にはなっていませんが、機能性化粧品とのつきあいかた、
新規物質に対する付き合い方を考える必要があるかもしれません。
そう思って、事務長に「10年前からある商品を使えばいいんじゃない?」と聞いたら
「もうそんな製品ないわよ」と言われてしまいました。
商品の入れ替わりの激しい分野にはそれはそれで問題が有るようです。