連休を利用して、山梨まで星を見に出かけたのですが、翌日をどうしようか悩んだ末・・
そばを打ってみることにしました。
そばといえば、信州長野のイメージが強いと思いますが、山梨でもそばがとれるんです。
というのは、お店の方の受け売り(笑)
実は、家族が予約をしていたため、直前までどこに出かけるのかすらあやふやで、長野の方?じゃあ、そば打ちでもしてみるか、程度で調べたんです。お恥ずかしい・・
結果、そば粉も小麦粉も水も山梨産という、貴重なそばを打つことができちゃったんです。
お願いしたのは、清里にある北甲斐亭。
ここは地元農産物を利用して、地元樫山地区の方が運営しています。そばを打つのも、地元の主婦の方とのこと。素朴な感じのいいお店です。
体験道場は、某旅行雑誌で調べました。いくつかそば打ち体験はありましたが、体験を商売にしているところはイヤだったんです・・
もちろん、ワガママなのは百も承知です。
ですが、流れ作業で『はい、何時から予約の方、集まって〜』とやられるのは、何回も経験してるので、もういいかな・・と。
こちらは、教えてくださるのも地元の主婦の方とのことで、アットホームな感じにひかれてお願いしました。
細い山道を車で数分走ると、突如立派な建物が、どーん!
体験道場がメインなのかと思いきや、立派なお蕎麦やさんでした。
体験道場はその脇にありますが、こちらも立派な建物です。
どなたもいらっしゃらなかったので、お店で声をかけると、『○○さ〜ん、いける〜?』という大声が。
この感じを待ってたんです〜(笑)
担当者が待ち構えているのではなく、どうやら手の空いた方が教えてくれるようです。
道場の方で待っていると、頭に手拭いを被ったおばあちゃまが来てくださいました。
『今日はお客さんが多くて忙しくってね〜。ごめんなさいね〜』と登場。
どうやら、お客様用のそば打ちの合間に、教えてくださるようです。そのため、あまりに忙しい時間帯は、体験そのものをことわっているそうです。
今回は、連休で忙しかったそうで、予約時に、早い時間か14時過ぎと言われました。
とはいえ、そもそも体験は14時までですので、ギリギリ入れてくださったようです。
体験は我が家のみ。広い道場を貸し切りです。
エプロンをつけたら、早速そば打ち開始。
幼児は難しいとのことで、今回は3人分で作りました。
まずは、地元産のそば粉と小麦粉を混ぜ、熱湯を加えてこねこね。
これが力仕事です。できればパパさんに頑張って頂きたいところ。パン生地をこねる感じでしょうか。
生地がまとまったら綿棒で丸くし、うすくうすく伸ばしていきます。ここからはスピーディに。時間が経つと、乾燥して端からひび割れて切れてしまいますので、頑張って。
伸ばし終わったら、たたんで切ります。
大きな包丁でしたが、小学生の上の子が最後まで切ってくれました。
時々切れていなかったり、きしめんみたいなのはご愛嬌。
出来上がったお蕎麦をゆでていきます。
ふつうは差し水を2回するそうですが、我が家のお蕎麦はちょっと立派だったので、差し水3回で(笑)。
茹で上がったお蕎麦を、その場でいただきました。美味しかった〜!
そば湯までいただき、大満足の体験となりました。上の子は来年も来る!と張り切っていました。
教えてくださった方は、元保育士さんだそうで、チビ子さんにもできることをさせてくれたり、話し相手をしてくれたりと、本当にアットホームでした。